きょうだい児 ドタバタ サバイバル戦記 カルト宗教にハマった毒親と障害を持つ弟に翻弄された私の40年にわたる闘いの記録
著:平岡 葵
障害を持つ弟、カルトにハマる父、家出する母に翻弄された著者が家族と縁を切るまでの経緯をつづったすべて実話のコミック・エッセー
1歳年下の弟が重度知的障害、自閉症、強度行動障害を持つきょうだい児。保育園時代に一家でカルト宗教に入信し、修行等を強いられる。小学生のとき、母親の過去の不貞行為が発覚し、父親による家庭内暴力が始まる。母親は家出と薬の過剰摂取を繰り返すようになる。そうしたなかでも学業に励み、慶應義塾大学経済学部に合格・卒業。現在は家族と絶縁し、企業で働く傍ら、かつての自分と同じ境遇にいるきょうだい児たちとSNS等で交流し、彼らの精神的サポートもしている。