ブンブンキラーロボによって倒されたブンドリオ・ブンデラス=ブンブンを倉庫に連れ帰った範道大也(ハンドウタイヤ)は必死に修復作業を試みている。
修復のためのパーツを仕入れてきた振騎玄蕃(ブレキゲンバ)も不眠不休で作業にあたるタイヤを案じて休憩を提案するものの、タイヤは休憩どころか食べ物も飲み物も手に取らず一心不乱に修復作業に没頭している。
そのころ、街頭モニターから流れるニュースでは、ワルイド・スピンドーと「ライトニング・テック」代表・内藤雷汰とが握手する映像が流されていた。
ハシリヤンは宇宙技術ならびに宇宙資源の提供を申し出ており、内藤との交渉に入ったというのだ。
さらにワルイド・スピンドーは、「これまでの事件は地球の生命体に対する無理解が生んだものであり深く謝罪する」と報じられた。
世間ではハシリヤンは良識ある異星人であり、対してブンブンジャーこそが敵という声が広まっていったのである。
「最後のひと押しだ」と言うワルイド・スピンドーは、宇宙での戦闘の後、漂流していた再建隊長ディスレースの肩に収まっていた「ツチノコフランク」を側近グランツ・リスクに回収させ、新たなディスレース=ディスレース2000として復活させたのである。
そして、スピンドーはディスレース2000の顔に黒いマスクを装着し、ブンブンジャーを窮地に陥れる任務を命じるのであった。