3月6日 ゾーリムと戦うウルトラマンガイアがV2にヴァージョンアップ!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 3月6日(1999年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「3月6日」(1999年)。
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ウルトラマンガイアV2  ©円谷プロ PHOTO/講談社
“平成ウルトラマンシリーズ”第3作の『ウルトラマンガイア』は、天才的な知能を持った人間たちの科学者ネットワークであるアルケミー・スターズの一員であり、特捜チーム・XIG(シグ)に入隊した高山我夢(がむ)が、地球の大地の光を手にしてウルトラマンガイアに変身。海の光を手にした藤宮博也=ウルトラマンアグルとともに地球を破滅に導く根源的破滅招来体と戦う物語だ。

地球や人類への考え方の違いから、ついにガイアとアグルが真っ向から戦いをはじめてしまった。しかし、ふたりのウルトラマンが戦うことで発生したエネルギーが巨大なワームホールが開き、ゾーリムが出現。そして、藤宮はこれまでの自分の行動を否定する、ある真実を知ることになる。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

巨大なワームホールが開く

1999年3月6日は『ウルトラマンガイア』第26話「決着の日」が放送された日です。ウルトラマンガイアとウルトラマンアグルの激しい戦いは続いていた。そして、ガイアはフォトンエッジを、アグルはフォトンクラッシャーを繰り出し、戦いを見守るXIGの前でふたつのエネルギーはぶつかり合う。一方、少し前からアルケミー・スターズは空間の位相がねじれながらも、ワームホールが開かないという奇妙な現象を確認していて、それをXIGに伝えた。そして、ガイアとアグルのエネルギーがぶつかったのを見て、石室章雄コマンダーは何かを察知する。

ガイアとアグルは相打ちになり、負傷した藤宮はジオ・ベースのメディカルセンターに収容された。一方、石室コマンダーは、密かに負傷した我夢を保護する。石室コマンダーは、ガイアの正体が我夢であることに気づいていたのだ。

なぜ、ウルトラマン同士が戦うことになってしまったのかと嘆く我夢。すると、石室コマンダーは「それを望んだ者がいた」と答える。ガイアとアグルがぶつかることで発生したエネルギーで、何者かが巨大なワームホールを開こうとしていたのだ。さらに、エリアル・ベースに戻った石室コマンダーは、光量子コンピュータ・クリシスが暴走したという連絡を受ける。
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