あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「3月6日」(1999年)。
地球や人類への考え方の違いから、ついにガイアとアグルが真っ向から戦いをはじめてしまった。しかし、ふたりのウルトラマンが戦うことで発生したエネルギーが巨大なワームホールが開き、ゾーリムが出現。そして、藤宮はこれまでの自分の行動を否定する、ある真実を知ることになる。
巨大なワームホールが開く
ガイアとアグルは相打ちになり、負傷した藤宮はジオ・ベースのメディカルセンターに収容された。一方、石室コマンダーは、密かに負傷した我夢を保護する。石室コマンダーは、ガイアの正体が我夢であることに気づいていたのだ。
なぜ、ウルトラマン同士が戦うことになってしまったのかと嘆く我夢。すると、石室コマンダーは「それを望んだ者がいた」と答える。ガイアとアグルがぶつかることで発生したエネルギーで、何者かが巨大なワームホールを開こうとしていたのだ。さらに、エリアル・ベースに戻った石室コマンダーは、光量子コンピュータ・クリシスが暴走したという連絡を受ける。