あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「8月24日」(2002年)。
SRC科学分析センターとドイガキ コウジ隊員はカオスヘッダーを分解・消化する「カオスキメラ」の研究を進めていた。しかし、研究所を狙ってカオスウルトラマンが出現。カオスウルトラマンカラミティにパワーアップしコスモスを追い詰める。
コスモスが敗北する
すると、SRC科学分析センターを死守するため、地上で戦っていたヒウラ ハルミツキャップたちEYESのもとにドイガキ隊員と科学者のハズミ主任がやってくる。カオスキメラ合成の第1段階が終了したため、この分析センターがなくても研究を続けられるようになったのだ。EYESは撤退。カオスウルトラマンカラミティもSRC科学分析センターを破壊すると姿を消したのだった。
ムサシは変身が解除され倒れていたところをヒウラキャップたちに救出された。ムサシは治療と検査を受け、大きな外傷は負っていなかったものの、ひどく疲弊していることがSRCのカワヤ医師から告げられる。それは、これまでムサシがコスモスとして戦ってきたことが原因だった。一方、昏睡状態のムサシは夢の中でコスモスと対話していた。コスモスが地球で活動するためのパワーが残り少ないことをムサシに話すコスモス。しかし、その身を犠牲にしてでも最後まで戦うと言葉を続ける。それに対し、ムサシはコスモスの身を案じ、地球は自分たち人類の力で守ってみせると応えたのだった。