3月11日 ウルトラマンマックス 星空の美しさを忘れた人類の前にケプルスが出現!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 3月11日(2006年)

テレビマガジン編集部

ケプルスが再び現れる

ミズキの訪れたプラネタリウムは存在しなかったが、彼女から話を聞いたカイトはミズキの身に起きた出来事を信じると話した。男性の話を聞き、街の光を守るべきなのか一瞬迷ってしまったミズキ。その後、エイリアンスキャナーが反応しカイトとミズキは公園にやってくる。その公園は、ミズキが幼いころに訪れていた場所だった。そして、自分が幼いころにあの男性と出会って「星座泥棒」という絵本を貰い、それがきっかけで星空の神秘に魅入られたことを思い出す。すると、ミズキは自分が再びプラネタリウムにいることに気づき、その場に男性が現れる。

成宮と名乗るその男性がミズキに故郷の星に帰ろうと誘うと、夜空に光の扉が現れる。そのころ、現実の世界では再びケプルスが現れ破壊活動を開始していた。ミズキは成宮の誘いを断り、地上の光もかけがえのない光だと返す。カイトはウルトラマンマックスに変身し戦いを開始。ミズキが見守るなか、マクシウムカノンを命中させるも、ケプルスはすぐに復活してしまう。

成宮の誘いを断ったミズキだったが、同時に今の自分があるのは成宮との思い出がきっかけだからだと明かす。星空への憧れからパイロットを志望した彼女が初めて空を飛んだとき、「地上の光も星空の光も、どちらも大切なものだ」と感じた。そして、マックスは光に溢れるこの星を信じてくれたから、救いの手を差し伸べてくれたのだと語る。ミズキの言葉を聞いた成宮は、ケプルスと共に光の扉の中へ帰っていくのだった。

星獣 ケプルス

DASHの閃光弾に驚いて一度は退却した  ©円谷プロ PHOTO/講談社
【ウルトラ怪獣事典】
星獣 ケプルス

全長/58メートル
体重/0

天球界の創造と終焉を司る、星空の守護獣で、美しい星の邪魔になる人工的な光を嫌う。攻撃を受けてもすぐに光となって集まり復活するため、無敵とも言えるが、強烈な光は苦手。頭部が発光し、三日月状の光線を放つ。

登場エピソード:『ウルトラマンマックス』第37話「星座泥棒」(2006年3月11日放送)
脚本:小林雄次/特技監督:鈴木健二/監督:八木 毅

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3月11日はサトン星人の末裔とケプルスが街の光を奪おうとした日

3月11日は、文明の発展により、星空への畏敬を忘れた地球人に怒ったサトン星人の末裔が現れたエピソードの日。成宮は、人々が星空を愛する心を忘れなければ、いつか再び扉は開くと言い、ミズキと再会することを約束して地球を去ったのでした。
※この記事は『ULTRAMAN ウルトラマン&怪獣手帳 2024』をもとに構成しています。
©円谷プロ

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テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。