5月1日 ウルトラQ ウランを狙ってパゴスが出現!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 5月1日(1966年)

テレビマガジン編集部

パゴスが産業都市を襲撃!

産業都市の近くにある草原には、金色の虹がかかっていた。パゴスの出現を確信した万城目たちは、北京でのパゴス出没事例を報告した糸魚川博士に会いに産業都市を訪れる。博士は、パゴスを倒すためのネオニュートロンミサイルの配備をはじめた。

一方、タンポポ団が金色の虹がかかった草原で虹の卵を探していると、パゴスが出現。ピー子は行方不明になっていたウランカプセルを虹の卵と勘違いし、持ち帰ろうとするが、パゴスがウランカプセルを求めて迫ってきた。

しかし、ウランカプセルが窪みに転がり落ちたことでパゴスは目標を見失い、そのまま前進して産業都市に侵入。ウランを求めて暴れ回り、原子力発電所に向かう。パゴス迎撃の準備をしていた万城目たちだったが、もしパゴスがウランカプセルを飲み込んでいたら攻撃できない。

すると、タンポポ団の団員たちが助けを求めてやってきた。パゴスがウランカプセルを持っていないことを確かめた糸魚川博士は、ネオニュートロンミサイル発射を指示。2発のミサイルがパゴスの頭上で爆発するとニュートロン・スーパー液が降り注ぎ、パゴスの体は一瞬にして風化してひびが入り、粉々に砕け散った。

一方、万城目たちはピー子に、運んでいるのは虹の卵ではないと説得するが、ピー子は信じようとしない。すると、車いすに乗ったおばあちゃんがタンポポ団の団員たちに連れられてやってきた。立つことができなかったおばあちゃんだったが、ピー子を心配して無意識に車いすから立ち上がる。

そして、ピー子に向かって歩いて行くことができたのだった。

地底怪獣 パゴス

口から吐く分子構造破壊光線は、人間には金色の虹に見える  ©円谷プロ
【ウルトラ怪獣事典】
地底怪獣 パゴス

身長/30メートル
体重/2万トン

パゴストータスという学名の原始動物が、ウランを食べて怪獣化した姿とみられる。口から分子構造破壊光線を吐く。ウランを求めてウラン輸送車を襲うが山崩れで見失ってしまったため姿を消し、その後再び出現した。

登場エピソード:『ウルトラQ』第18話「虹の卵」(1966年5月1日放送)
脚本:山田正弘/特技監督:有川貞昌/監督:飯島敏宏

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5月1日はウランを求めてパゴスが出現した日

5月1日は、ウランカプセルを積んだ輸送車がパゴスに襲撃されたエピソードの日。ピー子の、おばあちゃんの足を治したいという想いが実を結び、願いを叶えることができたのでした。

「やっぱりこれ、虹の卵だったのよ!」と、思わず笑顔になる由利子。タンポポ団の団員たちも、ピー子とおばあちゃんを祝福します。
©円谷プロ

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テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X(旧Twitter):@tele_maga  Instagram:@tele_maga

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