5月8日 怪走するケムール人が『ウルトラQ』で人間を誘拐しまくる!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 5月8日(1966年)

テレビマガジン編集部

ケムール人が姿を現す!

電話ボックスで一平に電話をする由利子。一平は、やはり今回の事件は『2020年の挑戦』とそっくりだと主張していた。曰く、『2020年の挑戦』は神田博士がXチャンネル光波の実験中にケムール人と交わしたテレパシーの記録らしい。消去エネルギー源の液体は可燃性で、ケムール人の意思力で動いているというのだ。

すると、電話ボックスの中に液体が侵入。由利子はギリギリのところで宇田川に助けられ、消去エネルギー源の液体は宇田川のタバコで燃やされるのだった。そして、その近くにはケムール人が潜んでいた。宇田川に発見されたケムール人は逃走し、その恐るべき怪走でパトカーを振り切ってしまう。

ケム―ル人は、医学の驚異的な発達で寿命が500歳になったものの肉体の老化は止められず、命を移植するために地球人の若い肉体に目をつけた。そして、消去エネルギー源を使って2020年という未来の時間をもつケム―ル星に電送しているらしい。

いったんは宇田川に助けられた由利子だったが、その後、ケムール人にさらわれてしまった。目を覚ました由利子は、遊園地で万城目を見つけて駆け寄るが、それはケムール人の変装だった。駆けつけた宇田川と警官隊はケムール人の頭部を拳銃で撃ち抜くが、倒れたケムール人は巨大化。観覧車を破壊して暴れる。

そこに、ケムール人に消された神田博士が残していた回路「K・ミニオード」で、一平と天野は東京タワーからXチャンネル光波を放つ。光波を受けたケムール人は苦しみ出して倒れ、自らの出した消去エネルギー源で姿を消したのだった。

すると、霧とともに万城目をはじめ、消えた人間たちが戻ってきた。事件は無事解決。宇田川も帰ろうとするが、ふと小さな水溜りを見つける。「多分大丈夫だろう」そう言って宇田川は、好奇心から足を水溜りにつけてみると、宇田川の体は少しずつ消えていく……。

助けてくれー!

誘拐怪人 ケムール人

パトカーを振り切るほど高速で走ることができる  ©円谷プロ

【ウルトラ怪獣事典】
誘拐怪人 ケムール人
身長/1.9〜30メートル
体重/40キロ〜1万5000トン

『ウルトラQ』放送当時には54年後の未来にあたる「2020年」の時間を持つケム―ル星からやってきた宇宙人。医学の発達により500歳の寿命を得たが、肉体の老化を抑えることはできず、人間を誘拐し若い体に自分たちの生命を移そうとしていた。頭部から消去エネルギー源を出し、大きく腕を振って広いストライドで走る姿が、特徴的だ。

ケムール人たちは『ウルトラマン』『ウルトラマンギンガ』『ウルトラマンX』『ウルトラマンZ』などにも登場している。

登場エピソード:『ウルトラQ』第19話「2020年の挑戦」(1966年5月8日放送)
脚本:金城哲夫、千束北男/特技監督:有川貞昌/監督:飯島敏宏

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5月8日はケムール人が人間を誘拐した日

5月8日は、若い肉体を求めたケムール人が消去エネルギー源で人間を誘拐したエピソードの日。一平たちの働きによってケムール人は倒されハッピーエンド……かと思いきや、最後に宇田川刑事が消えてしまうという奇怪なお話でした。

天野二佐を演じたのは、『ウルトラマン』の科学特捜隊ムラマツキャップでおなじみの小林昭二さんでした。そして『ウルトラマンZ』の「2020年の再挑戦」で、ケムール人がまたまた登場します。

ケムール人が登場した『ウルトラマンZ』第18話「2020年の再挑戦」の記事を読む →10月24日 ケムール人がウルトラQ以来54年ぶりに暗躍

『ウルトラQ』の記事を読む
※この記事は『ULTRAMAN ウルトラマン&怪獣手帳 今日もウルトラ怪獣日和 2022』をもとに構成しています。
©円谷プロ

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