4月12日 故郷を滅ぼされたウルトラマンレオの戦いがはじまる!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 4月12日(1974年)

テレビマガジン編集部

ウルトラマンレオは、マグマ星人によって滅ぼされてしまった獅子座L77星からやってきたヒーローだ。変身能力を失ったウルトラセブンにかわって地球を守り、時に弟のアストラとともに奮闘する。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「4月12日」(1974年)。『ウルトラマンレオ』の第1話が放送。
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双子怪獣のレッドギラス(左)、ブラックギラス(右)と戦うウルトラマンレオ(中央)。ブラックギラスが兄  ©円谷プロ PHOTO/講談社
1974年4月12日より放送が開始された『ウルトラマンレオ』。地球を防衛する宇宙パトロール隊MAC(マック)のおおとりゲン隊員が変身するウルトラマンレオは、L77星が故郷で宇宙拳法の達人! 得意の格闘技で宇宙の平和を守る。ウルトラセブン=モロボシ・ダンがMACの隊長を務めていたことや、シリーズ後半「恐怖の円盤生物シリーズ」のハードなストーリー展開は現在でもファンの間で語り草になっている。

地球防衛のためにマグマ星人、2体の双子怪獣と戦うウルトラセブン。そこに、新たなヒーローが登場した。その名はウルトラマンレオ。レオは負傷し、変身できなくなったセブンにかわって第2の故郷と決めた地球を守るために戦いをはじめるのであった。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

絶体絶命のセブンの前にレオが登場!

ウルトラマンレオの故郷を滅ぼした、サーベル暴君 マグマ星人。右腕にサーベルを装備することが可能  ©円谷プロ PHOTO/講談社
1974年4月12日は『ウルトラマンレオ』第1話「セブンが死ぬ時!東京は沈没する!」が放送された日です。ウルトラマンタロウが去った後、再び地球を守る使命を帯びたウルトラセブンは、モロボシ・ダンとして、宇宙パトロール隊MAC(Monster Attacking Crew)の隊長をつとめていた。

ある日、セブンは黒潮島で双子怪獣ブラックギラス、レッドギラスと、その2大怪獣を操るマグマ星人と戦いを繰り広げていた。3対1の状況に苦戦するセブンは、ブラックギラスに足を痛めつけられてしまう。その時、空からウルトラマンレオが現れた。レオの参戦によって形勢が逆転し、マグマ星人は黒い煙とともに姿を消し、ブラックギラスとレッドギラスは海中に逃走した。

変身を解除したモロボシ・ダンは、レオに変身していた青年・おおとりゲンに介抱される。ゲンは、1ヵ月前に故郷の獅子座L77星をマグマ星人に滅ぼされ、地球で暮らしていたと言う。ダンは、先のブラックギラスの攻撃によって足を負傷してしまい、ウルトラセブンへの変身能力を失ってしまった。

ダンはゲンをMACに誘い、ゲンは城南スポーツクラブの指導員の仕事とMAC隊員を掛け持ちすることになる。
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