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しかし、同時に人間大サイズのズグガンの幼体やタガヌラーの幼体も出現! 現場に到着したヒルマ ゲント隊長、アオベ エミ隊員、ミナミ アンリ隊員は、民間人たちを守りながら怪獣の幼体と戦っていく。
生態も習性もかけ離れているタガヌラーとズグガンが、同じ場所に同時に出現したことを疑問に思う隊員たち。怪獣が出現した工業地帯には、怪獣の死骸を調査し、研究を行うネクロマス社の関連工場があった。
今回の事件に、ネクロマス社が関係している可能性があると考えるゲントたちだったが、そこに地球防衛隊日本支部の司令官となったハルノ レツから連絡が入り、「独自調査をせよ」と指令が下された。
ネクロマス社の社長であるマブセ イチロウとアポイントを取ることができたSKaRDだったが、マブセは優れた化学者であり、6年前に妻と死別し、息子をひとりで育ててきた「理想のお父さん」としても世間に知られる人物だった。現在マブセが研究しているのは、怪獣の遺伝子を利用して人に不老不死の体を与える「ダムドキシン」という一種のナノマシンらしい。
ネクロマス本社でマブセに説明を受けているそのとき、突如部屋の照明が落ちて、「ダムノー星人」を名乗る怪人の映像が流れはじめる。