12月3日 ウルトラマン80 村祭りに現れたファイヤードラコの正体とは!?

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 12月3日(1980年)

テレビマガジン編集部

光男たちは伝説の竜だった!

そして、竜玉のご開帳の日がやってきた。猛は、人気のない場所にいる光男に声をかけるが、怪力男に突き飛ばされ、気を失ってしまった。光男は泣きながら猛を心配し、ここにいるよう声をかけるとご開帳のための神事に参加。そして、神主たちがいる前で竜玉を盗み出してしまう。村人たちに追われる光男。失踪事件の調査にやってきたUGMも、騒ぎを聞きつけあとを追う。

光男は火吹き男、怪力男と合流。3人は竜玉に手を重ねると、怪獣・ファイヤードラコに変貌した。彼らは、かつて村人たちに退治された三つ首竜だったのだ。意識を取り戻した猛はウルトラマン80に変身して戦いを開始するが、赤い首が吐く光線や青い首の嚙みつき攻撃に苦戦。すると、なぜか白い首は自分の体に嚙みつき攻撃を行う。白い首=光男は人間として暮らすうちに、村や人びとに好意を持つようになったのだ。

隙が生まれたファイヤードラコに80は反撃。ウルトラアイスポットとサクシウム光線で、赤い首と青い首を倒すと、白い首から人間の姿に戻った光男を助けたのだった。

三つ首怪獣 ファイヤードラコ

火吹き男になっていた赤い首は火を吐き、怪力男になっていた青い首は嚙みつき攻撃を行う  ©円谷プロ PHOTO/講談社
【ウルトラ怪獣事典】
三つ首怪獣 ファイヤードラコ

全長/80メートル
体重/3万トン

かつて、やまなみ村に現れた怪獣。当時の村の長や村人たちによって首を切り落とされ、竜玉をなくしたことで3人の人間の姿になっており、99年に一度行われる竜神祭でご開帳される竜玉を奪うため密かに準備をしていた。白い首=光男もそのために暗躍していたが、人間として暮らすうちに心変わりをした。

登場エピソード:『ウルトラマン80』第35話「99年目の竜神祭」(1980年12月3日放送)
作:若槻文三/特撮監督:高野宏一/監督:合月 勇

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12月3日はファイヤードラコが復活した日

12月3日は、竜神祭で竜玉が盗まれ、ファイヤードラコが復活したエピソードの日。人間の姿に戻った光男。しかし、竜玉を盗んだ彼に、村での居場所はありませんでした。どこかに姿を消した光男。唯一、彼の正体を知っている猛は、光男が村で神主たちに愛されたように、新しい場所でも平和に暮らせるだろうと感じたのでした。
※この記事は『ULTRAMAN ウルトラマン&怪獣手帳 2024』をもとに構成しています。
©円谷プロ

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テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。