1月21日 ウルトラマンデッカー 最終決戦! マザースフィアザウルスを倒せ!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 1月21日(2023年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「1月21日」(2023年)。
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マザースフィアザウルス(中央)と戦う、ウルトラマンデッカー ダイナミックタイプ(左)とテラフェイザー(右)  ©円谷プロ PHOTO/講談社
『ウルトラマンデッカー』は、2022年7月9日より放送が開始された。前年度に放送された『ウルトラマントリガー』の数年後が舞台となっている本作は、『ウルトラマンダイナ』のエッセンスを取り入れた作品。スフィアの襲撃でウルトラマンデッカーの光と出会ったアスミ カナタは、地球平和同盟TPUのエキスパートチーム・GUTS‐SELECTに入隊し人びとを守るために戦うことを決意する。

アガムスの心を救ったカナタだったが、そこにスフィアの本体であるマザースフィアザウルスが出現。アガムスはカナタを守って命を落とし、マザースフィアザウルスと戦っていたウルトラマントリガーも戦闘不能に陥ってしまう。さらに、ウルトラマンデッカーへの変身アイテムであるウルトラDフラッシャーは砕け散り、カナタはスフィア因子に侵されて危険な状態に陥っていた。果たしてGUTS‐SELECTはこの絶望的な状況を覆し、スフィアから地球を守り抜くことができるのか!?
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

カナタが正体を明かす

2023年1月21日は『ウルトラマンデッカー』第25話「彼方の光」が放送された日です。戦う術を失い、ナースデッセイ号に帰還したGUTS‐SELECT。満身創痍の隊員たちだったが、カナタが回収したテラフェイザーを召喚するためのアイテム・フェイズライザーにマザースフィアの弱点が記録されていた。その弱点とは、胸部のコアだ。しかし、今の地球の科学力でコアを破壊することは不可能だった。

リュウモン ソウマ隊員は、ムラホシ タイジ隊長にデッカーとトリガーの協力を得て作戦を行うことを提案。しかし、デッカーたちの正体を知らないムラホシ隊長とカイザキ サワ副隊長には、どう彼らと作戦を共有するのかという疑問が浮かぶ。そこで、カナタは自ら自身がデッカーであると明かしたのだった。これまでひとりで戦ってきたカナタの身を案じ、ムラホシ隊長、そしてキリノ イチカ隊員はその作戦を一度は拒絶する。しかし、カナタは「自分はひとりだとは感じていなかった」「イチカたち仲間がいたから、これまで戦ってこられた」と訴えたのだった。

さらに、ナースデッセイ号が動けず戦力が足りないこともあり、ウルトラマントリガーの正体がマナカ ケンゴであることも共有される。ムラホシ隊長はリュウモンを隊長代理に任命し、作戦開始を指示したのだった。
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