あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「1月21日」(2023年)。
アガムスの心を救ったカナタだったが、そこにスフィアの本体であるマザースフィアザウルスが出現。アガムスはカナタを守って命を落とし、マザースフィアザウルスと戦っていたウルトラマントリガーも戦闘不能に陥ってしまう。さらに、ウルトラマンデッカーへの変身アイテムであるウルトラDフラッシャーは砕け散り、カナタはスフィア因子に侵されて危険な状態に陥っていた。果たしてGUTS‐SELECTはこの絶望的な状況を覆し、スフィアから地球を守り抜くことができるのか!?
カナタが正体を明かす
リュウモン ソウマ隊員は、ムラホシ タイジ隊長にデッカーとトリガーの協力を得て作戦を行うことを提案。しかし、デッカーたちの正体を知らないムラホシ隊長とカイザキ サワ副隊長には、どう彼らと作戦を共有するのかという疑問が浮かぶ。そこで、カナタは自ら自身がデッカーであると明かしたのだった。これまでひとりで戦ってきたカナタの身を案じ、ムラホシ隊長、そしてキリノ イチカ隊員はその作戦を一度は拒絶する。しかし、カナタは「自分はひとりだとは感じていなかった」「イチカたち仲間がいたから、これまで戦ってこられた」と訴えたのだった。
さらに、ナースデッセイ号が動けず戦力が足りないこともあり、ウルトラマントリガーの正体がマナカ ケンゴであることも共有される。ムラホシ隊長はリュウモンを隊長代理に任命し、作戦開始を指示したのだった。