あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「1月16日」(1980年)。
怪獣・オロラーンが現れ、街を破壊しはじめた。さらに、科学警備隊はオロラーンを操っている宇宙人の少年・フェデリコも発見。当初は人間に敵意を向けていたフェデリコだったが、ムツミ隊員との交流を通じて少しずつ心を開く。彼らは、ヘラー軍団のロイガーに騙されていたのだ。だが、フェデリコから離されたオロラーンはロイガーの手により恐ろしい怪獣に改造されてしまう。
怪獣を操る少年
ジョーニアスはオロラーンと交戦するが、少年は退却の指示を出し、自身も宇宙船に乗って逃げようとする。あとを追うジョーニアスと科学警備隊。すると、敵は二手に分かれた。ジョーニアスはオロラーンを、科学警備隊は少年の乗る宇宙船を追跡。だが、オロラーンはヘラー軍団の宇宙船に回収され、宇宙に飛び去ってしまう。残りエネルギーの少ないジョーニアスはそこで追跡を断念するのだった。
一方、宇宙船はバランスを崩し雪山に不時着。ムツミ隊員が様子を見にいくことになる。宇宙人の少年は逃走の際に脚を怪我していた。少年を気遣うムツミは近づこうとするが、彼は銃を向け拒否する。しかし、突如雪崩が発生。ムツミは動けない少年を抱え、彼の宇宙船の中に退避したのだった。