5月23日 ゴミの反逆 ウルトラマンダイナVSゴミ怪獣・ユメノカタマリ

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 5月23日(1998年)

テレビマガジン編集部

ゴミの塊が不法投棄された物を吸収して怪獣化!

20年間ゴミと一緒に暮らしてきたらしいセンセーは、あの塊は「ゴミの反逆」だと言う。ゴミたちが一斉蜂起し、人間に牙を剝いたのだ。そしてその塊は、街中のゴミを吸収し、どんどん巨大化していく。

さらに、街の住人たちは、塊が捨てられたゴミを吸収することを利用して、扇風機や自転車といった粗大ゴミを不法投棄してしまう。塊はそれらを吸収し、スピードをあげて巨大化していった。

ゴミの塊は、地球平和連合TPCによって「ユメノカタマリ」と命名される。ユメノカタマリはとうとう人々の手に負えないほどの大きさになり、さらにダイオキシンを噴出しはじめた。

危険を感じたアスカは、その場から離れようとしないセンセーを避難させると、ウルトラマンダイナに変身。しかし、それと同時にユメノカタマリも怪獣のような姿に変貌した。

ダイナは突進してくるユメノカタマリを両手で押さえようとするが、腕がユメノカタマリを形成しているゴミの中に飲み込まれる。なんとか脱出したダイナは、ビームスライサーやソルジェント光線で反撃するが、光線は全て吸収され、無効化されてしまう。

迫るユメノカタマリに押し潰されそうになるダイナ。すると、ダイナはストロングタイプにチェンジ。ユメノカタマリを上空まで投げ飛ばし、ストロングクラッシャーでユメノカタマリの体を粉砕して撃破するのだった。

ゴミ塊物(かいぶつ) ユメノカタマリ

ダイオキシンを噴出し、ゴミを飛ばして攻撃する  ©円谷プロ PHOTO/講談社
【ウルトラ怪獣事典】
ゴミ塊物 ユメノカタマリ

身長/58メートル
体重/6万トン

謎の現象によりゴミが集まって塊になった。その質量の増大に伴い、内部が高密度化することで猛毒のダイオキシンを噴出。最終的に、怪獣のような姿になった。敵の格闘技も光線技も吸収し無効化してしまう。意思を持っており、センセー曰く「ゴミの反逆」であり、「捨てられた物の恨みの塊」らしい。

登場エピソード:『ウルトラマンダイナ』第37話「ユメノカタマリ」(1998年5月23日放送)
脚本:村井さだゆき/監督・特技監督:服部光則

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5月23日はゴミが怪獣化した日

5月23日は謎の現象により塊になったゴミが怪獣化したエピソードの日。ダイナによって粉砕されたユメノカタマリの体は、ゴミの雨となって1週間アララギ市に降り続きます。そして、ユメノカタマリの正体は最後まで判明しませんでした。センセーの言うとおり、ゴミたちの反逆だったのでしょうか……。
©円谷プロ

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てれびまがじんへんしゅうぶ

テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X(旧Twitter):@tele_maga  Instagram:@tele_maga

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X(旧Twitter):@tele_maga  Instagram:@tele_maga