あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「8月28日」(2021年)。
強力なロボット怪獣・サタンデロスが出現。強固なバリアを展開するサタンデロスに連戦連敗のトリガーとGUTS-SELECTだったが、そこにイグニスが助太刀に現れる。
1日1時間だけ活動するサタンデロス
サタンデロスが出現したのは3日前。宇宙から飛来し破壊活動を行うこのロボット怪獣にGUTS-SELECTやトリガーが挑むも、バリアにより攻撃はまったく通じなかった。しかし、サタンデロスは1日1時間しか活動できなかった。それは強力なバリアのエネルギーをチャージするには、23時間かかるためだ。その日以降、トリガーたちは1日1時間だけ活動するサタンデロスに挑み続けていたが、連戦連敗の状況だった。打開策がなく、ジリ貧の戦いを続けるGUTS-SELECT。すると、彼らがいるナースデッセイ号にイグニスが現れる。
サタンデロスの弱点を知っていると語るイグニス。彼は、100年前に何者かに滅ぼされたリシュリア星のリシュリア星人だった。イグニスによると、サタンデロスの強固なバリアの発生装置は胸にある。攻撃を集中させてバリアに僅かな亀裂を作り、そこから侵入して発生装置を破壊するというのがイグニスの作戦だ。バリアの中に飛び込む危険な役目を自ら担うと主張するイグニス。タツミ セイヤ隊長はその作戦を了承し、GUTS-SELECTはバリア攻撃の準備を開始する。