ここがすごいぞ! 『キングオージャー』 猛暑に見舞われた5王国! チキュー破壊計画とは何か?

スキマ時間で読む! 『王様戦隊キングオージャー』ストーリーと見どころポイント【第24話】

テレビマガジン編集部

エクストリームキングオージャーに釣られたザリガジーム!

ザリガニ釣りの餌に扮したゴッドクモ  ©テレビ朝日・東映AG・東映
一方、デズナラク8世を制止すべく、説得を続けていたジェラミーでしたが、2000年前バグナラクが人類を侵略したという証明もなく、定かではない伝承により罪を負わされ訳もわからぬまま暗い奈落の底に押し込められたのだと、あくまでも人類に不服を唱えるデズナラク8世。

やはりふたりは相容れぬようです。

しかしもとはと言えば、「その昔、5人の英雄と守護神キングオージャーがバグナラクを打ち倒し、人類を救った」という伝説を語り継いだのはジェラミーでした。

ジェラミーはバグナラクへの偏見や差別を作り上げた者が自分であったことを悟り、愕然とします。

そのとき、地中から巨大ザリガジームが花火を背にして飛び出してきました。

たちまちその場はパニックに陥り、民たちを守るべく王様戦隊はすかさず王鎧武装、クワガタオージャーに変身したギラはエクストリームキングオージャーを召喚します。

するとザリガジームの姿はなく、どうやら再び地中に潜ってしまったようです。

困惑するクワガタオージャーでしたが、そのコクピットにはなんとブーンが乗っているではありませんか。

そこでブーンは釣りをやろうとクワガタオージャーに進言、このブーンの言葉からヒントを得て、ヨーヨー釣りの要領でカブトランチャーの先に糸をつけ、その糸の先にゴッドクモをくくりつけて、ザリガジームが開けた大穴の中にこれを垂らしたのです。

まさにこれはザリガニ釣りの様相!

糸を引きつつ、ゴッドクモを巧みに動かしたところザリガジームはゴッドクモに食いつこうとします……と、ゴッドクモはザリガジームの顔面にしがみつき、ここぞとばかり、エクストリームキングオージャーがザリガジームを釣り上げます。

釣り上げられたザリガジームは、エクストリームキングオージャーに挑みますが、クワガタオージャーが必殺技レジェンドシュゴッドフィニッシュを繰り出して哀れザリガジームは爆発四散となりました。

戦いが終わり、ザリガジームが開けた大穴をどうしたものかと覗く王様戦隊の背後から現れたのは、デズナラク8世です。

デズナラク8世はこの穴からチキューの核へと向かうつもりでした。

ギラはキングクワガタオージャーに、他の王たちも再度王鎧武装してデズナラク8世と交戦、これを圧倒します。

ところがスパイダークモノスは戦いを傍観、とどめをさそうとするハチオージャー=カグラギをヴェノミックスシューターから発射した糸で拘束したではありませんか!

スパイダークモノス=ジェラミーが裏切ったのかと驚愕する一同でしたが、そうではありません。スパイダークモノスは自分一人でデズナラク8世を止めると言うと、あらためてデズナラク8世を説得しようとします。

しかし、デズナラク8世は自分の命と引き換えにチキューの光を絶つと言い放ち、懐から取り出した大量のシュゴッドソウルを貪ったのでした。

やむなくデズナラク8世を糸で捉えたスパイダークモノスでしたが、デズナラク8世は糸を引きちぎりスパイダークモノスを吹き飛ばし、デズナラク8世はそのまま穴に身を投じてしまったのです。

落下してゆくデズナラク8世の先にはチキューの核、マグマが真っ赤に燃え盛っています。そしてデズナラク8世はマグマの中にその身を投じて……続きは次回のエピソードで!

第25話はこちら!

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テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。