再び反逆者となったギラをよそに、バグナラクの襲撃が始まる!
しかしギラは、シュゴッダムの国王ラクレス・ハスティーとの決闘裁判を強いられます!
この決闘裁判に勝った者は、敗者に対し、どんな要求でも強いることができるというのです。
実はこの決闘裁判を提案したのはトウフの国王、カグラギ・ディボウスキでした。
決闘裁判の様子は5王国一斉中継される手はずで、ラクレスの側近であるドゥーガは、なぜわざわざ決闘しなければならないのか、また、カグラギが提案をしたその裏に何かあるのではないのかと疑念を抱きますが、自信満々のラクレスはドゥーガの不安を笑い飛ばすのでした。
一方、バグナラクの宰相カメジムは、決闘裁判のどさくさに紛れて、ギラを誘拐する計画をデズナラク8世に進言します。
しかし、デズナラク8世は、秘宝をみすみす逃したカメジムでは頼りにならぬと、その役目を陽炎のごとき怪人、ゲロウジームに任せるのでした。
オオクワガタオージャー対クワガタオージャー!
一方、立会人であるリタも、ラクレスの言い分に疑念を抱いており、ギラが誘拐された当時の状況を聞き出し、決闘裁判の前にラクレスを裁くことも可能であるとギラに告げます。
しかし、ギラはラクレスを倒す好機会と、リタの提案を聞き入れることはありませんでした。
そしていよいよラクレス・ハスティーとギラ・ハスティーによる決闘裁判が始まりました。
両者オージャカリバーをとり、王鎧武装の掛け声勇ましく、ギラはクワガタオージャーに、ラクレスはシルバーボディのオオクワガタオージャーへと変身し、相まみえたのであります!
クワガタオージャーの猛攻をオオクワガタオージャーはすべて受けとめ、さらにものすごい力でこれを弾き飛ばします。
しかし倒されたクワガタオージャーも果敢に立ち上がり、オオクワガタオージャーに立ち向かいます。
万全を期すラクレスは、カグラギから渡された毒(麻酔薬)をギラに使うに違いありません。
決闘のさなか、麻酔薬によって眠ったギラを運び出すというヒメノの計画をリタも聞かされるのでありました。
しかし、間違いなく毒と麻酔薬をすり替えたかどうかはおぼつかぬ様子のカグラギを見たヒメノ、ヤンマ、リタは一抹の不安をおぼえますが、今となってはギラの身を案じるしか手はありません。
そんなギラ=クワガタオージャーは、中継カメラの画角からはずれたところで、ラクレス=オオクワガタオージャーに、自分は誘拐されたのではなく、追放されたのではないかと問いただします。
まだ赤子だったギラに恐怖し、王座を守るため追放したのだとギラに指摘されたラクレスは、それが図星だったのか動揺します。
果たしてギラの推察どおり、ラクレスはギラを追放したのでしょうか?