ニュージェネレーション ウルトラマンがなぜ面白いのか 3つのポイント!

新番組『ウルトラマン ニュージェネレーション スターズ』も開始! 見逃せない魅力を探る!

テレビマガジン編集部

ニュージェネ新怪獣のデザインはバラエティにあふれている(『ウルトラマン ニュージェネレーション英雄伝』より)  ©円谷プロ
ニュージェネに登場する怪獣といえば、レジェンド怪獣の再登場が特徴だった時代がありました。

人気怪獣の再登場は視聴者にとっても楽しみなものですし、能力・弱点等をあらためて説明することなくストーリーを進められ、さらに新たな能力を加えたり(有翼怪獣チャンドラーが火を吐くなど)、新解釈を行ったり(火山怪鳥バードンが巣作りに人類の建物を使うなど)することで、意表を突くサプライズを与えることもできます。

しかし、近年ではレジェンド怪獣といっても久しぶりの登場(二次元怪獣ガヴァドン、ロボット怪獣ガラモンなど)や過去登場時のオマージュ(『ウルトラマンブレーザー』でのどくろ怪獣レッドキング(二代目)対冷凍怪獣ギガスのバトルなど)で喜ばせてくれるうえに、新たな怪獣が登場することもグンと多くなって、ストーリーの自由度もさらに広がったように思えます。

その新怪獣も、レジェンド怪獣がパワーアップした古代合成獣スフィアゴモラ、宇宙からの侵略の尖兵となった宇宙甲殻怪獣バザンガ、台風を巻き起こす天災に近い怪獣・天弓怪獣ニジカガチ、巨体でウルトラマンブレーザーを圧倒した宇宙汚染超獣ブルードゲバルガ、『ウルトラマンアーク』の世界観を体現するような丸いフォルムと凶暴さを兼ね備えた鎧甲殻獣シャゴン、敵か味方かもわからない存在感を持った機械巨像ギヴァスなど、レジェンド怪獣に勝るとも劣らない、「ウルトラ怪獣」としての強い印象を残す怪獣ばかりです。

こうした新怪獣とレジェンド怪獣がバランスよく登場することも、ニュージェネならではの魅力となっているのではないでしょうか。

ニュージェネならではの防衛チームが描かれるドラマ!

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