『ゲゲゲの鬼太郎』小説チョイ読み 名作「鮮血の貴公子 ラ・セーヌ」を別視点で!

『小説 ゲゲゲの鬼太郎 ~朱の音~』よりおススメ妖怪話あらすじ紹介【その4】

テレビマガジン編集部

アニメ『ゲゲゲの鬼太郎』第6期のスタッフ陣による短編小説集『小説 ゲゲゲの鬼太郎 ~朱の音~』から、今回は吸血鬼ラ・セーヌが登場する「Mと呼ばれた男 ──ラ・セーヌ外伝」(大野木 寛・作)のあらすじをご紹介します。
『小説 ゲゲゲの鬼太郎 ~朱の音~』(税込み定価660円)発売中  ©水木しげる・フジテレビ・東映アニメーション

吸血鬼ラ・セーヌの下僕である「わたし」とは?

吸血鬼の貴族であるラ・セーヌの下僕、「わたし」は主人とともに日本にやってきました。

その目的は、「名を呼ぶことさえはばかられる、あのお方」を傷つけた鬼太郎を倒して、人間の血を集めることだったのです。

まずはねこ娘をだまして、「わたし」がラ・セーヌであると思わせ、ラ・セーヌにさらわれた被害者だとみせかけたラ・セーヌ本人が背後から鬼太郎を襲うという作戦でした。

その作戦はみごとに成功し、鬼太郎は赤い魔法の立方体に閉じ込められ、サイコロほどの大きさにされてしまいます。

「わたし」と鬼太郎の戦いの行方は!

「わたし」はそのご褒美としてラ・セーヌの血を求めます。

人間である「わたし」ですが、あと何回かその血を吸えば完全に吸血鬼となり、永遠に下僕となることができるのです。

しかし、拠点としていた東京のホテルで祝杯をあげるラ・セーヌの部屋の明かりが、突然落とされます。

もう鬼太郎はいないはずなのに、いったい何が!?

『ゲゲゲの鬼太郎』第6期57話「鮮血の貴公子 ラ・セーヌ」をラ・セーヌの下僕であるマンモスの視点から描いた異色作です。

『小説 ゲゲゲの鬼太郎』で笑って泣いて怖がろう!

『小説 ゲゲゲの鬼太郎 ~蒼の刻~』『小説 ゲゲゲの鬼太郎 ~朱の音~』は、第6期アニメ『ゲゲゲの鬼太郎』のスタッフを中心とした著者たちによる、短編小説集です。

アニメでは描かれなかった、オリジナルのストーリーが展開されます。

楽しいコメディから、哀しいシリアスストーリー、怖ろしいホラーなど、バラエティに富んだ物語をぜひお楽しみください。
『小説 ゲゲゲの鬼太郎 ~蒼の刻~』(税込み定価660円)も発売中  ©水木しげる・フジテレビ・東映アニメーション
てれびまがじんへんしゅうぶ

テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X(旧Twitter):@tele_maga  Instagram:@tele_maga

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