悪人たちが蘇った世界で、祢音の父が変身した仮面ライダー、その名は…!

3分でわかる『仮面ライダーギーツ』見どころ&デザイアグランプリ要チェックポイント!【第43話】

テレビマガジン編集部

桜井景和が仮面ライダータイクーン ブジンソードに変身した第42話に引き続く第43話を、TELEMAGA.netが独自に注目した「見どころ」と、デザイアグランプリの要チェックポイントに注目しつつ、本エピソードを振り返ってみましょう。コレを読んだら思わず本編をもう1回見たくなることまちがいなし!!

第42話はこちら!

見どころ その1:ギャングライダーズに占拠された世界!

ギャングのボス、浅利切人が変身した仮面ライダーターボン アームドチェーンアレイ  ©2022 石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映 PHOTO/講談社
デザイアグランプリの犠牲者すべてが蘇る世界を望んだ桜井景和=仮面ライダータイクーンは、ツムリを第2の創世の女神に変えるという運営側の計画に手を貸し、新たなアイテムであるブジンソードバックルを入手。

タイクーン ブジンソードに変身して、姉・沙羅の仇である五十嵐大智=三葉虫ジャマトを撃破したのち、その願いを成就しました。今、世界はタイクーンが望んだ世界へと作り変えられたのです。

しかし、街では逃げる人々や救急車のサイレンが鳴り響き、異常な状況に戸惑う景和の携帯に、姉・沙羅からの着信が入ります。

景和が望んだように犠牲となった沙羅も蘇っていたことを知り、一時は安堵した景和でしたが、それは沙羅と両親ともども仮面を被った者に襲われているという危機を伝える電話だったのです。

沙羅の悲鳴を残して電話は途絶えてしまい、景和は狼狽を隠せません。

気づくと街のいたるところにはスプレーアートでイノシシのIDが塗られており、どうやらギャングライダーズという悪党集団が街を占拠し、人々を蹂躙しているようなのです。

イノシシマスクの仮面ライダーターボン率いる悪党集団が町を闊歩し、人々から金品を強奪する現場に駆けつけた英寿と道長のもとに、ベロバが姿を現し、新しいゲームマスター・ジットのもと、「世紀末ゲーム」を始めると宣言しました。

「世紀末ゲーム」とは、欲しいものは暴力で手に入れる、ルール無用のサバイバルゲームなのです。

ふたりはギーツⅨ、バッファ ゾンビフォームに変身してイノシシ軍団に立ち向かいますが、生身の悪党を相手にすることに戸惑いを覚えます。

バッファは初めて出会った仮面ライダーターボンの正体をギーツに尋ねると、ターボンもかつてのデザグラ退場者であるとギーツは答えました。

ターボンもギーツの存在は既知だったようで、面倒なやつが現れたと、早々にその場から立ち去っていきました。

それにしても景和が望んだ世界が、こんな恐ろしい世界になってしまうとは驚きでしたね!

見どころ その2:誘拐犯が仮面ライダーブラーリに変身!

11年前に鞍馬家の娘・あかりを誘拐した沼袋一男が、仮面ライダーブラーリに変身して祢音を誘拐した!  ©2022 石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映 PHOTO/講談社
デザイアグランプリのゲームマスター・ジットは、拘束したツムリに対し、この世界を誰も幸せにならないディストピアにすると宣言しています。

そこへ景和が駆けつけました。

景和は、今のこの状況は自分が望んだ世界ではないとジットに詰め寄ります。

しかし、景和が望んだ世界はデザグラの犠牲者たちすべてが蘇った世界でした。蘇らせた犠牲者の中には善良な市民だけでなく、悪党も大勢いたのです。

ターボンも本来ならジャマトの肥料と化していた者でしたが、蘇ったため、同じく蘇った景和の両親たちは、その犠牲となってしまいました。

これこそ、ジットの意図する展開でした。ジットは、この世界をバッドエンドに導くために送り込まれたゲームマスターだったのです。

そのころ、ターボン率いるギャングライダーズは、拘置所に収監されていた犯罪者たちを勝手に解き放っていました。

その拘置所には祢音の父・光聖も拘留されており、鞍馬財閥の総帥が収監されていることに気づいたターボンは、保釈金をよこせと光聖に迫ります。

そこへ祢音が駆けつけ、光聖を連れて逃げ出しました。

安全な場所にたどり着いた祢音は、光聖に対し、デザイアグランプリに加担したスポンサーとして、鞍馬家にはこの世界を守る責任があるのではないかと説き、誰もが幸せになれる世界を目指している英寿のことを信じ、今、自分ができることをやろうと思っていると光聖に告げたのです。

そのうえで、光聖が亡き娘・あかりの月命日に花束を手向けていたことを知った祢音は、失ってしまった愛を忘れたくなかったから、記憶を消そうとしなかったのだと光聖の真意を見抜きます。これに光聖は返す言葉がありません。

一方、祢音が光聖を連れ出す場面を、ベロバとともに見ていた男がいました。

その男こそ、11年前に鞍馬あかりを誘拐した犯人である沼袋一男だったのです。

沼袋は祢音がひとりになったところに現れ、デザイアドライバーとIDコアで、コウモリマスクの仮面ライダーブラーリに変身、なんと祢音を誘拐し、ふたたび鞍馬家に身代金を要求しました。

1度ならず2度までも鞍馬家を悲劇に陥れるとは、なんとも卑劣な悪党ですね!

見どころ その3:鞍馬光聖が仮面ライダーギャーゴに変身!

鞍馬光聖は祢音を守るため、仮面ライダーギャーゴに変身した!  ©2022 石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映 PHOTO/講談社
そのころ、ギャングライダーズのアジトを訪れていた景和は、ターボン=浅利切人と対峙、タイクーン ブジンソードに変身してあっという間にターボンを倒してしまいました。

啞然とする悪党たちの前に現れたケケラは、ヘッドを倒した奴が次のヘッドだと示唆、景和はギャングライダーズのボスに祭り上げられたのです。

そしてベロバとケケラは、ツムリを完全な女神にして、ギーツを倒せば景和の家族は救われると嘯き、景和を意のままに操ろうとしています。

一方、鞍馬夫婦のもとに誘拐された祢音の身代金を要求する脅迫状が届きます。

動揺を隠せないふたりでしたが、娘のあかりと変わらぬ愛情を祢音にも捧げていたという妻・伊瑠美の言葉に心を動かされた光聖は、祢音を救出するため行動を開始します。

英寿を呼び出した光聖は、自分も幸せになる権利があると自らの望みを英寿に伝えました。それは英寿のデザイアグランプリにエントリーさせろという望みだったのです。

その後、光聖は、沼袋とベロバが待つ、身代金受け渡しの場に姿を現しました。

身代金を渡さないと宣言した光聖に対し、沼袋は、ならばあのときと同じように不幸を味わえとブラーリに変身し、祢音を手にかけようとします。

祢音の危機に、光聖はデザイアドライバーを装着しIDコアを装塡、祢音は私が救うと宣言しながら仮面ライダーギャーゴに変身したのです。

予想外の展開に、ベロバもプレミアムベロバに変身してブラーリと共闘します。

プレミアムケケラも背後からギャーゴに狙いを定め襲いかかろうとしていましたが、そこに現れたギーツがプレミアムケケラを制止し、プレミアムケケラ相手に戦いを始めました。

祢音をめぐり、ギャーゴ対プレミアムベロバ&ブラーリは熾烈な戦いを展開、果たしてこの戦いの行方は……次回が待ち遠しいですね!
『仮面ライダーギーツ』クイズ

沼袋一男が祢音の身代金として要求した金額はいくら?

①1億円 ②3億円 ③5億円
次のページへ 『仮面ライダーギーツ』クイズの答え
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