万博といえば、1970年にも日本万国博覧会が大阪府吹田市で開催され、世界各国からの観光客でにぎわった。(77ヵ国の参加のもと6400万人を超える入場者があった)その日本万国博覧会で展示されるはずが、大阪のシンボル・大阪城を破壊したウルトラ怪獣といえば? 今回取り上げるのは「1月15日」(1967年)。
ジョンスン島で発見されたゴモラが捕獲された。ゴモラを日本万国博覧会で展示することが決まり、科学特捜隊は、UNG麻酔弾でゴモラを眠らせ、輸送する。しかし、その途中でゴモラが覚醒してしまう。
六甲山中に落とされたゴモラはウルトラマンと戦いになるも、その強力な尻尾による攻撃でウルトラマンを圧倒。スペシウム光線が発射される前に、ゴモラは地中に逃走してしまう。さらに、ハヤタは戦いの最中にウルトラマンの変身アイテムであるベーターカプセルを紛失してしまうのだった。
ゴモラが大阪の街に出現!
ゴモラは再度地中に逃走してしまうものの、アラシ隊員はゴモラに発信機を命中させることに成功。そして、ゴモラが大阪城のある方角に進撃していることが判明した。
自衛隊は先回りし、ゴモラを迎え撃つ準備をはじめる。一方、先のウルトラマンとゴモラの戦いを目撃していた「怪獣殿下」ことオサム少年は、ウルトラマンが落としたベーターカプセルを届けるため、大阪城に向かうのだった。