10月12日 ウルトラマンタロウ エレキングのツノで入れ歯を作る!?

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 10月12日(1973年)

テレビマガジン編集部

ターザンたちがエレキングに立ち向かう!

ターザンたちに、エレキングの手掛かりがないか尋ねる健一。ターザンは何も知らないと答えるが、猿飛佐助は「ツノなんか、どこにあるか知らないもんな」と、怪獣のツノを見たことを口走ってしまう。その後、ターザンたちの後をつけた健一は、洞窟の中で埋まっている、エレキングのツノを発見する。

ターザンたちは、当初は怪獣のツノを宝物にしていたが、ツノを使って祖父のための入れ歯を作ることを思いつく。ツノを石でたたくターザンたちに、エレキングはまだ生きていると警告する健一だったが、ターザンたちは健一の話を信じない。健一はターザンたちにロープで拘束されてしまうものの、何とか脱出。光太郎たちに報告する。

しかし、日が暮れ、満月の光を浴びたことでエレキングが動き出してしまう。光太郎は、エレキングが動いたことで崩落した洞窟から、ターザンたちを救出。しかし、ZATはエレキングと戦闘を開始するも苦戦してしまう。すると、ターザンたちはエレキングを刺激してしまった責任を取るため、エレキングと戦おうとする。エレキングのツノにロープを巻きつけ、動きを封じたターザンたちであったが、ロープを結んでいた木がエレキングの力に負け、エレキングの拘束は解かれてしまった。

光太郎はウルトラマンタロウに変身。そして、ターザンたちが巻きつけたロープをウルトラチェーンに変化させ、エレキングのツノを引き抜いた。ツノを抜かれたエレキングは爆散。タロウは、エレキングが二度と復活しないよう、ツノを月に運んだのだった。

月光怪獣 再生エレキング

ツノにロープを巻きつけられている  ©円谷プロ PHOTO/講談社
【ウルトラ怪獣事典】
月光怪獣 再生エレキング

身長/53メートル
体重/1万5000トン

エレキングのツノが月の光を浴びて、再生した姿。満月の光をエネルギーにしており、満月が出ている夜にだけ活動することができる。口と尻尾から火炎を放射し攻撃。人間の言葉がわかるようで、少年に挑発され、側転をしようとするが失敗してしまう。

登場エピソード:『ウルトラマン』第28話「怪獣エレキング 満月に吼える!」(1973年10月12日放送) 
脚本:石堂淑朗/特殊技術:山際永三/監督:高橋 勝

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10月12日はエレキングが復活した日

10月12日は、エレキングのツノが月の光を浴びたことで復活。ツノで祖父の入れ歯を作ろうとした少年たちが、エレキングに立ち向かったエピソードの日。ターザンたちがエレキングにロープを巻きつけたことで、タロウは勝利を手にすることができました。そして、ZATはそのお礼として、新しい入れ歯をターザンたちにプレゼントしたのでした。

『ウルトラマンタロウ』第28話が放送された1973年10月12日は満月でした。ウルトラマンシリーズには他にも、月が舞台のお話や、テーマとなっているエピソードがたくさんあります。地球から最も近い天体である月にはロマンが溢れていますね。
※この記事は『ULTRAMAN ウルトラマン&怪獣手帳 今日もウルトラ怪獣日和 2022』をもとに構成しています。
©円谷プロ

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テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X(旧Twitter):@tele_maga  Instagram:@tele_maga

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X(旧Twitter):@tele_maga  Instagram:@tele_maga