11月14日 ウルトラマンガイア ミズノエノリュウが東京を占拠する!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 11月14日(1998年)

テレビマガジン編集部

ミズノエノリュウが人間に怒る!

玲子たちは、丸の内の都市再開発工事現場にやってきた。すると、工事中の地下への入り口から巨大な龍の頭部が出現。それはまるで東京を占領するかのように、都内のさまざまな場所に現れる。近代の都市開発は地脈のある地下にまで及び、その工事をすることで結果的に地脈を断ち切ってしまった。怪獣は人間が作ったライフラインを破壊し、地脈の流れを復活させようとしているのだ。
東京の各地に現れた龍  ©円谷プロ
すると、都内に現れた龍が姿を消し、丸の内の地下に集まろうとしていた。XIGはチーム・ハーキュリーズを出撃。上空からの我夢のオペレーションのもと、GBTスティンガーで丸の内の地下にいる怪獣と戦うため突入を開始する。我夢は積み込みを手伝ったおかげで、GBTスティンガーの武装を完全に把握しており、的確にチーム・ハーキュリーズに指示を出す。その指示を受け、GBTスティンガーは地下にいる龍を攻撃するが、龍の本体であるミズノエノリュウが地下から地上に出現。GBTスティンガーは地上に押し戻され、衝撃でエンジンが停止してしまう。

我夢はウルトラマンガイアに変身。戦いを開始するが、ミズノエノリュウのパワーに苦戦。さらに、念動力で体の自由を奪われてしまう。チーム・ハーキュリーズはGBTスティンガーのエンジンを再始動しガイアの援護を試みるも弾を撃ち尽くしてしまう。チーム・ハーキュリーズはGBTスティンガーから降り、銃で攻撃を続行。ミズノエノリュウの額の龍玉にダメージを与えるとガイアは解放された。

しかし、ミズノエノリュウは戦いを止めない。人間が東京という街を築く以前からこの地で生きてきたミズノエノリュウは、東京を取り戻そうとしているのだ。ミズノエノリュウの気持ちを理解した恵は、それでも「怒りからは何も生まれない」とミズノエノリュウを説得。怒りをおさめるよう願う。それを聞いたミズノエノリュウは、光の玉となって地下に帰っていったのだった。

地帝大怪獣 ミズノエノリュウ

尻尾の龍の口から雷撃を放つ  ©円谷プロ PHOTO/講談社
【ウルトラ怪獣事典】
地帝大怪獣 ミズノエノリュウ

全長/111メートル
体重/11万トン

東京の地下に古くから存在する龍で、東京の地を守護する存在。人間の工事により地脈が断たれたため自身の尻尾である龍を出現させるが、XIGが直接攻撃を行ったことで本体が出現した。ウルトラマンガイアをものともしない高い戦闘力を持つ。

登場エピソード:『ウルトラマンガイア』第11話「龍の都」(1998年11月14日放送)
脚本:古怒田健志/特技監督:満留浩昌/監督:原田昌樹

今回紹介したエピソードはウルトラサブスク「TSUBURAYA IMAGINATION」で配信中。ウルトラマンシリーズが見放題になる動画配信サービスです。
TSUBURAYA IMAGINATION
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https://m-78.jp/news/post-6867

11月14日は人間に怒ったミズノエノリュウが出現した日

11月14日は、地脈を絶たれたことに怒ったミズノエノリュウが出現したエピソードの日。恵の願いを聞き入れ、ミズノエノリュウは地中に帰っていきました。「我々は、自然が本来持つ力というものに、もっと敬意を払うべきなのかもしれない」と感じた石室章雄コマンダー。一方、恵は玲子たちに、「風水では人間が作ったものも大地の一部であると考える」と語ります。

人間にチャンスを与えるかのように姿を消したミズノエノリュウは、本作の終盤、地球の敵である根源的破滅招来体に対し、他の地球怪獣たちとともに奮戦。ウルトラマンガイアとウルトラマンアグルを守るためゾグ(第2形態)に立ち向かっています。
※この記事は『ULTRAMAN ウルトラマン&怪獣手帳 2024』をもとに構成しています。
©円谷プロ

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てれびまがじんへんしゅうぶ

テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X(旧Twitter):@tele_maga  Instagram:@tele_maga

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X(旧Twitter):@tele_maga  Instagram:@tele_maga