あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「11月14日」(1998年)。
水道や電気といった、東京の地下に施設のあるライフラインが麻痺してしまう。それは、人間により地脈を絶たれてしまったミズノエノリュウの怒りだった。やがて東京の各所に龍が現れ、ミズノエノリュウは人間から東京を取り戻そうとする。
東京のライフラインが麻痺
一方、特捜チーム・XIGもこの異常事態を調査しており、水だけでなく電気やガス、電話も不通になっていることが判明。すると、地上部隊であるチーム・ハーキュリーズのメンバーがやってきた。彼らに借りがある我夢は、新型コンテナビークル・GBTスティンガーへの武装の積み込みを手伝わされてしまう。
恵によると、今断水が発生しているのは大地のエネルギーが流れる道筋である「地脈」の上にある地域らしい。そして、風水の発祥である中国では、地脈を龍にたとえており、東京にある一番大きな地脈は壬龍(ミズノエノリュウ)なのだと語る。恵によると、土木工事などで地形が変わるとこの地脈は断ち切られてしまうらしい。