3月7日 ウルトラマンレオ ビルに残された人々をサタンモアから守れ!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 3月7日(1975年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「3月7日」(1975年)。
サタンモアと戦うウルトラマンレオ  ©円谷プロ PHOTO/講談社
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1974年4月12日より放送が開始された『ウルトラマンレオ』。地球を防衛する宇宙パトロール隊MAC(マック)のおおとりゲン隊員が変身するウルトラマンレオは、L77星が故郷で宇宙拳法の達人。得意の格闘技で宇宙の平和をまもる。ウルトラセブン=モロボシ・ダンがMACの隊長を務めていたことや、シリーズ後半のハードなストーリー展開は現在でも、ファンの間で語り草になっている。

ゲンは、喧嘩別れをしてしまった友人の宏と、彼の写真展で再会した。写真展には、宏のかつての恋人・厚子が子どもを連れて訪れていたが、そこに怪獣・サタンモアが出現。宏は、厚子の子どもを守ろうとする。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

ゲンが宏と再会

1975年3月7日は『ウルトラマンレオ』第48話「恐怖の円盤生物シリーズ! 大怪鳥円盤 日本列島を襲う!」が放送された日です。ゲンは、かつて城南スポーツクラブでともに仕事をしていた宏と再会した。ふたりは仲が良く、互いに切磋琢磨していたが、宏は交際していた厚子を捨て、写真家になる夢を選択した。ゲンは、厚子を幸せにするべきだと主張したが、宏は厚子より自分の夢を優先し、ふたりは殴り合いの喧嘩に発展。そのまま喧嘩別れしてしまい、この3年間音信不通だった。

宏は写真家になり、ちょうど今写真展を開催しているらしい。宏と別れたゲンは、写真展に向かうと今度はそこで厚子と再会した。厚子は、宏が姿を消した後、別の男性と結婚したらしく、赤ちゃんを抱いていた。今は幸せだとゲンに話す厚子。

そのころ、ブラック指令の指示を受け、新たな円盤生物・サタンモアが地球に飛来。防衛軍の攻撃を受けるが、それをものともせず、東京に現れた。さらに、サタンモアは小型の怪獣・リトルモアを出現させ、人々を襲わせる。その騒ぎのなかで、ゲンはバイクが少年を轢く瞬間を目撃。大事には至らなかったようだが、少年に怪我がないかも聞かず、バイクの運転手は走り去ろうとしてしまう。そして、その運転手は宏だった。
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