ケルビムがアーストロンを操る!
総監を探していたことを明かし、謝罪するマル補佐官秘書。彼は、トリヤマ補佐官に会ってくれるよう、総監にお願いするつもりだったと話す。補佐官という、総監を補佐する立場にありながら一度も総監の顔を見たことがないトリヤマ補佐官。さらに、最近は失敗も多く、すっかり自信をなくしていた。ケチで、臆病で、器の小さなトリヤマ補佐官だが、優しいところもあり、マスコミの一件も危険を冒して戦っているGUYS隊員たちの現実を世間に伝えたかったのだと釈明。そんなトリヤマ補佐官を総監に会わせ、一言励ましの言葉をもらえれば元気を取り戻してくれると考えていたのだ。
そのころ、現場に到着していたGUYSはアーストロンと交戦するも苦戦。ミライが変身したウルトラマンメビウスが現れる。ミサキ総監代行たちも、救助にきたリュウ隊員に発見された。だがそこに、ケルビムが出現。ケルビムは、アーストロンに命令してメビウスに攻撃させる。ケルビムとアーストロンの関係が、トリヤマ補佐官と自分の関係に似ていることに気づいたマル補佐官秘書。GUYS基地・フェニックスネストのクゼ テッペイ隊員の分析により、ケルビムは対怪獣研究所の怪獣を操る音波を操り、アーストロンを自在に操っていたことが判明する。
しかし、ケルビムとアーストロンの連携を断つには、莫大な予算をかけて建造した音響装置を破壊しなければならない。すると、「責任は自分がとる」と言い放ち、ガンブースターに乗ったサコミズ シンゴ隊長が登場。音響装置が破壊されたことで、ケルビムとアーストロンは争いはじめる。メビウスはウルトラマンメビウス メビウスブレイブに強化変身し、2体の怪獣を各個撃破したのだった。
凶暴怪獣 アーストロン
【ウルトラ怪獣事典】
凶暴怪獣 アーストロン
全長/60メートル
体重/2万5000トン
対怪獣研究所の音響放射装置の誘導音波を利用するケルビムに操られている怪獣。ケルビムに命令され、メビウスを襲う。
初登場エピソード:『帰ってきたウルトラマン』第1話「怪獣総進撃」(1971年4月2日放送)
脚本:上原正三/特殊技術:高野宏一/監督:本多猪四郎
紹介エピソード:『ウルトラマンメビウス』第20話「総監の伝言」(2006年8月19日放送)
脚本:長谷川圭一/特技監督:鈴木健二/監督:小原直樹
今回紹介したエピソードはウルトラサブスク「TSUBURAYA IMAGINATION」で配信中。ウルトラマンシリーズが見放題になる動画配信サービスです。
TSUBURAYA IMAGINATION
8月19日はマル補佐官秘書がGUYSの総監に会おうとした日
総監からお褒めの言葉をもらい、スキップしながら仕事に戻っていくトリヤマ補佐官。結局、GUYS総監は顔を見せませんでした。果たしてGUYS総監はどんな人物なのか? その正体は、この先のエピソードで明かされます。
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テレビマガジン編集部
日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X(旧Twitter):@tele_maga Instagram:@tele_maga
日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X(旧Twitter):@tele_maga Instagram:@tele_maga