あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「8月19日」(2006年)。
『ウルトラQ』から『ウルトラマン80』までの昭和に放送されたウルトラマンシリーズと、物語が直接的につながっているのも特徴だ。
特殊音波で怪獣を誘導する「ハーメルン・プロジェクト」の実験が行われるも、その音波の影響でケルビムとアーストロンが出現してしまう。さらに、ミサキ総監代行とマル補佐官秘書がケルビムたちの襲撃に巻き込まれてしまった。
トリヤマ補佐官が口を滑らせる
その件で、トリヤマ補佐官はGUYSの総監に呼び出されてしまう。マル補佐官秘書を連れて、謝罪に向かったトリヤマ補佐官。そこで待っていたのは総監ではなくミサキ ユキ総監代行で、彼女からこっぴどく叱られてしまった。自分の娘と同じくらいの年齢の女性に怒られ、落ち込んだトリヤマ補佐官は、「総監なら自分の想いをわかってくれる」とぶつぶつ言いながら仕事に戻っていったのだった。GUYSの指揮はミサキ総監代行が執っており、総監本人は姿を見せたことがない。古株のアイハラ リュウ隊員も会ったことがないらしく、ミライたちは総監の噂話で盛り上がるのだった。
そんななか、トリヤマ補佐官は特殊音波で怪獣を誘導する「ハーメルン・プロジェクト」の視察に向かうことになる。しかし、同行者がミサキ総監代行だったことからトリヤマ補佐官は仮病を使い、代わってマル補佐官秘書が向かうことに。すると、マル補佐官秘書はミサキ総監代行がGUYSメモリーディスプレイで総監とやり取りしているところを目撃したのだった。GUYS対怪獣研究所に到着したミサキ総監代行たち。視察ではマケット怪獣 ウインダムが使用され、ウインダムは職員の誘導により、エクササイズをしたり踊りを踊ったりと完全にコントロールされていた。一方、マル補佐官秘書は、この施設内にGUYS総監がいると考え、トイレにいくと言ってその場を抜け出したのだった。