11月19日 ウルトラマン80 少年が持ち帰った魚は怪獣の子どもだった!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 11月19日(1980年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「11月19日」(1980年)。
アンゴーラスと戦うウルトラマン80  ©円谷プロ
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1980年4月2日より放送が開始された『ウルトラマン80』。中学校の教師であり、地球防衛軍の怪獣・怪事件の対策チームUGMの隊員でもある矢的 猛がウルトラマン80に変身。人間の憎しみや悲しみといったマイナスエネルギーが生み出す怪獣に立ちむかう。

三浦半島へ釣りに訪れたオサム少年は、漁師から不思議な魚をもらう。しかし後日、オサムたちが再び釣りにいくと、巨大な魚が現れた。オサムが持ち帰った魚は、この巨大な魚怪獣・アンゴーラスの子どもだったのだ。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

オサムが謎の魚を貰う

1980年11月19日は『ウルトラマン80』第34話「ヘンテコリンな魚を釣ったぞ!」が放送された日です。三浦半島へ釣りに訪れたオサム少年。地元のおじさんと仲良くなり話をしていたが、魚は1匹も釣れなかった。すると、漁師の仲間が釣り上げた、奇妙な魚を発見。それをもらって帰宅する。オサムはその魚を水槽に入れ、同じ釣り仲間の友人たちに見せる。オサムたちは釣った魚の大きさで勝負をしており、オサムは貰った魚を「自分が釣った」と嘘をついて、勝者の証であるチャンピオンベルトを友人から引き継ぐ。

しかしその夜、嘘をついたオサムはそのことが頭から離れず、なかなか寝つけなかった。すると、リビングから水の音がする。オサムが様子を見にいくと、魚は水槽がいっぱいになるほど大きくなっていた。その後、眠りについたオサムだったが、再び様子を見ると魚が暴れている。怖くなったオサムは、魚を逃がそうとバケツに入れて外に出た。

一方、UGMは数日前から三浦半島付近にシグマ電波が観測されているのに気づき、調査を行っていた。すると、シグマ電波が今度は横浜市の住宅街で観測される。猛と池田隊員は調査に向かうと、そこでオサムと遭遇。UGMに見られそうになったオサムは魚を逃がさず、家に持ち帰る。
オサムが持ち帰った、ヘンテコリンな魚  ©円谷プロ
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