2月8日 地球全滅の危機! ウルトラマンティガ対サイボーグ恐竜

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 2月8日(1997年)

テレビマガジン編集部

研究員と少女は 恐竜人類だった!

すると、眠っていた少女が目を覚まし、ナーガは恐竜人類に地球をくれると言っていたと、中性子爆弾の存在を否定。ダイゴはその少女・イブがナーガに騙されているのではないかと訴える。恐竜に爆弾を埋め込み、地球に潜伏しているイブもろとも爆発させようとしているというダイゴの指摘に、イブは動揺した。すると、「騙されるな」と研究員の男性が現れる。彼も、恐竜人類のひとりであるアダムだったのだ。

アダムはウェポナイザー1号を再起動させようとするが、1号はイブではないと動かせないらしい。すると、ナーガはアダムに隠されていたウェポナイザー2号を起動するよう指示。ウェポナイザー2号が活動を開始した。

しかも、2体のウェポナイザーに搭載された中性子爆弾が接触すると、爆発して地球の生物が全滅してしまうことが判明。一方、イブはアダムに人間と話し合おうと提案するが、アダムはナーガを盲信し、ダイゴに攻撃を仕掛けてきた。

アダムはダイゴを追い詰めて襲いかかるが、そこにイブが割って入り、イブはビルの屋上から転落してしまう。ダイゴはウルトラマンティガに変身し、イブを救出。それを見たアダムは考えを改め、ウェポナイザー2号が自分のコントロールを離れ、ナーガが操っていることをティガに伝える。

ティガはウェポナイザー2号を攻撃するが、2号は中性子爆弾を起動させようと1号に向かって前進。ティガはスカイタイプに変身し、ティガ・フリーザーで2体を凍らせ、光線を放って陥没させた地面に埋め込んだ。

しかし、ウェポナイザー1号・2号が爆発する寸前に、中性子爆弾が2体から分離して飛翔。ティガは爆弾をキャッチすると宇宙へ飛び、ナーガの宇宙船に投げつける。さらに、ゼペリオン光線で爆弾を爆発させ、ナーガの宇宙船は爆弾もろとも砕け散るのだった。

恐竜兵器 ウェポナイザー1号、ウェポナイザー2号

ウェポナイザー1号(左)とウェポナイザー2号(右)。胸部の丸い球が中性子爆弾だ  ©円谷プロ PHOTO/講談社
【ウルトラ怪獣事典】
恐竜兵器 ウェポナイザー1号

身長/58メートル
体重/6万5000トン

恐竜兵器 ウェポナイザー2号

身長/60メートル
体重/6万5000トン

宇宙人・ナーガがタルボサウルスを改造して作り上げた怪獣。恐竜人類のイブが1号を、アダムが2号を操る。ふたりの恐竜人類は、ナーガから「地球をきれいにするためのものだ」と言われていた。だが、実際は地球の全生物を死滅させる目的で作られていたのだった。

登場エピソード:『ウルトラマンティガ』第23話「恐竜たちの星」(1997年2月8日放送)
脚本:武上純希/監督:岡田 寧/特技監督:大岡新一

今回紹介したエピソードはウルトラサブスク「TSUBURAYA IMAGINATION」で配信中。ウルトラマンシリーズが見放題になる動画配信サービスです。
TSUBURAYA IMAGINATION
『ウルトラマンネクサス』2023年10月2日(月)より配信開始!
https://m-78.jp/news/post-6867

2月8日は2体のウェポナイザーが出現した日

2月8日は、2体のウェポナイザーが出現、ナーガによって2体に搭載されていた中性子爆弾で地球の生き物を壊滅させようとしたエピソードの日。ダイゴによってナーガから解放されたアダムとイブ。地球で共存する道をさぐろうと提案するダイゴに、ふたりは「ありがとう」とお礼を言って、新天地を求めて旅に出ていきました。
©円谷プロ

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テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。