あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「5月28日」(1980年)。
猛と同じ日に桜ヶ岡中学校に赴任した相原京子先生。猛は京子のことが気になっていたが、野崎教頭は帰国する甥の山岡を、京子の結婚相手にさせようと考えていた。猛は京子をデートに誘うが、当日、怪獣が出現してしまう。
京子が気になる猛
後日、桜ヶ岡中学校の京子は、野崎教頭に詰め寄られていた。なんでも、フランスの大学で助教授をしている甥の山岡という男性が帰国するらしく、京子と山岡を結婚させたいと考えている野崎は、どうにかしてふたりを会わせようとしていたのだ。だが、京子は乗り気ではないようだ。
一方、京子のことが気になっていた猛は、突然京子に縁談の話がきたことに焦る。すると、その様子を見ていた教え子たちの計らいで、猛は次の日曜に京子とデートをする約束を取りつけることができた。デート当日の朝、女性との付き合い方を心配した教え子たちは、猛の自宅を訪れる。しかし、猛が自宅から出ると、UGMの城野エミ隊員がやってきた。UGM隊員たちに、緊急出動が発令されたのだ。
猛がUGMの隊員を務めていることは、生徒には秘密だった。理由を話せない猛は、事情を説明せずに生徒たちを置いてエミとともに出発。生徒たちは、デートをすっぽかし、突然やってきた女性とどこかにいってしまった猛に怒るのだった。
UGMは九州オイル基地に出現した怪獣・ガビシェールと交戦。しかし、ガビシェールは地中に逃げてしまった。翌日。猛は約束をすっぽかしたことを京子に謝罪。「気にしていない」と言う京子に安心する。しかし、猛は気づいていないが、京子が怒っていたのは明らかだった。