あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「11月21日」(1998年)。
夜の街に、狼のような姿をした怪物が出現。夜の間だけ活動し、普段はガスになるその怪物を「ウルフガス」と命名する特装チーム XIG(シグ)であったが、ウルフガスはガスタンクのガスを吸収してしまう。そして、爆発する可能性のあるウルフガスを倒そうと、ウルトラマンアグルが現れた。
狼の怪物が現れる
ジェクターガンに麻酔弾をセットし、怪物を眠らせて捕獲しようとする梶尾リーダーたち。しかし、怪物は我夢たちに気づき、逃走してしまう。梶尾リーダーたちは怪物を追うも、本来戦闘機のパイロットである彼らは苦戦。それでも、行動パターンを読んでいた梶尾リーダーは、先回りをして怪物を待ち構えていた。しかし、彼は射撃が苦手だった。至近距離にもかかわらず、銃撃を外し、怪物に逃げられてしまう。
その後も捜索は続けられたが、朝になっても敵は見つからなかった。夜通しの捜索でバテてしまった我夢とチーム・ライトニングのメンバーたち。基礎体力の低さを堤チーフに怒られた彼らに代わって、特殊捜査チーム・リザードの瀬沼龍一チーフが怪物の捜索を引き継ぐことになった。