11月21日 ウルトラマンガイア アグルが巨大化したウルフガスと激突!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 11月21日(1998年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「11月21日」(1998年)。
ウルフガスと戦うウルトラマンアグル  ©円谷プロ PHOTO/講談社
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“平成ウルトラマンシリーズ”第3作の『ウルトラマンガイア』は、天才的な知能を持った人間たちの科学者ネットワークであるアルケミー・スターズの一員の高山我夢(がむ)が、地球の大地の光を手にしてウルトラマンガイアに変身。海の光を手にした藤宮博也=ウルトラマンアグルとともに地球を破滅に導く根源的破滅招来体と戦う物語だ。

夜の街に、狼のような姿をした怪物が出現。夜の間だけ活動し、普段はガスになるその怪物を「ウルフガス」と命名する特装チーム XIG(シグ)であったが、ウルフガスはガスタンクのガスを吸収してしまう。そして、爆発する可能性のあるウルフガスを倒そうと、ウルトラマンアグルが現れた。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

狼の怪物が現れる

1998年11月21日は『ウルトラマンガイア』第12話「野獣包囲網」が放送された日です。ひとりの男性が夜の街を車で走っていると、目の前に謎のカプセルを発見した。そのカプセルには穴が空いており、すぐそばに狼のような姿をした怪物を発見。男性はその怪物に襲われてしまう。XIGの堤 誠一郎チーフは、チーム・ライトニングに地上の調査を命令。我夢と梶尾克美リーダーたちチーム・ライトニングのメンバーは、遠吠えをする怪物を発見した。

ジェクターガンに麻酔弾をセットし、怪物を眠らせて捕獲しようとする梶尾リーダーたち。しかし、怪物は我夢たちに気づき、逃走してしまう。梶尾リーダーたちは怪物を追うも、本来戦闘機のパイロットである彼らは苦戦。それでも、行動パターンを読んでいた梶尾リーダーは、先回りをして怪物を待ち構えていた。しかし、彼は射撃が苦手だった。至近距離にもかかわらず、銃撃を外し、怪物に逃げられてしまう。

その後も捜索は続けられたが、朝になっても敵は見つからなかった。夜通しの捜索でバテてしまった我夢とチーム・ライトニングのメンバーたち。基礎体力の低さを堤チーフに怒られた彼らに代わって、特殊捜査チーム・リザードの瀬沼龍一チーフが怪物の捜索を引き継ぐことになった。
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