7月25日 ウルトラマンダイナ 人の恐怖を映し出す植物が怪獣に!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 7月25日(1998年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「7月25日」(1998年)。
モルヴァイアと戦うウルトラマンダイナ  ©円谷プロ PHOTO/講談社
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“平成ウルトラマンシリーズ”第2作の『ウルトラマンダイナ』は、宇宙の「光」と出会ったアスカ・シンの物語。防衛隊・スーパーGUTSの新米隊員であるアスカはウルトラマンダイナに変身し、フラッシュタイプ、ミラクルタイプ、ストロングタイプの3形態を駆使して謎の宇宙球体スフィアの脅威から地球を守る。

各地で、以前ダイナやスーパーGUTSが倒してきた怪獣・宇宙人の出現報告が相次ぐ。それは、謎の黒い宇宙植物による物だと判明する。一方、リョウは幼なじみであるヒラオ・テルヒサから、白い宇宙植物を発見したという連絡を受ける。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

黒い花と白い花

1998年7月25日は『ウルトラマンダイナ』第46話「君を想う力」が放送された日です。長野県松本市に、謎の隕石が落下した。天文台で天体観測をしていたヒラオは、その隕石が空中で弾け、飛散するのを目撃。ヒラオはスーパーGUTSのリョウ隊員の幼なじみであり、リョウにそのことを連絡する。しかしリョウは、TPCがすでに隕石を確認しており、大気で燃えつきたことを確認していると言い、ヒラオの話を聞こうとしない。

しかしその夜、松本市では、人々が怪獣や宇宙人に襲われる被害が続出する。しかも、証言によると、住民を襲ったのは、かつてダイナやスーパーGUTSが倒してきた怪獣、宇宙人ばかりらしい。コウダ隊員、カリヤ隊員、ナカジマ隊員の3名は現場に向かうと、宇宙人を目撃。しかし、カリヤにはそれがゼネキンダール人に見え、コウダとナカジマにはディゴンに見えた。3人は攻撃するが、その敵は消えてしまう。

アスカとリョウも同じ状況に見舞われたが、そこに謎の黒い花を見つけ、回収する。検査の結果、それは宇宙植物であると判明。一方、ヒラオは謎の少女と、白い花を見つけたことをリョウに報告する。
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