12月8日 ウルトラマンA 改心した暴走族がサウンドギラーを誘導する!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 12月8日(1972年)

テレビマガジン編集部

改心した少年たちが超獣を誘導!

しかし、北斗は少年たちを超獣から守るためにも彼らの尾行を敢行。北斗にあとをつけられ、怒った少年たちは通りがかった幼稚園児たちにちょっかいをだそうとしはじめた。しかしそこにサウンドギラーが出現。北斗は園児たちを避難させ、迎撃しようとするが、サウンドギラーは再び姿を消してしまう。

すると、北斗は園児たちに、「お兄さんたちが超獣を追い払った」と説明。暴走族の少年たちは園児たちの人気者になる。実は、子どもたちに好かれるTACに嫉妬していた少年たち。北斗にのせられ、子どもたちと遊んだ彼らは心を入れ替えたのだった。

後日、少年たちはバイク屋で騒音を出すマフラーを外そうとしていた。そこに北斗も合流するが、サウンドギラーが工場に出現したという連絡が入る。そこで北斗は、サウンドギラーは少年たちの出す音そのものではなく、バイクの音や工場の音といった、騒音に反応していることに気づく。

今回サウンドギラーが現れた工場には、先日少年たちが交流した園児たちの通っている幼稚園が隣接していた。少年たちは北斗に頼み、現場に同行。幼稚園を守るため、バイクの騒音を使ってサウンドギラーを誘導する。北斗もウルトラマンAに変身し、戦いの末メタリウム光線でサウンドギラーを撃破したのだった。

騒音怪獣 サウンドギラー

頭部からは金縛り光線を発射する  ©円谷プロ
【ウルトラ怪獣事典】
騒音怪獣 サウンドギラー

全長/53メートル
体重/3万1000トン

騒音に反応して出現、パワーアップする超獣。当初は数秒のみしか姿を現さなかったが、騒音を吸収することでしだいに出現時間が伸びていった。手からフラッシュ光やロケット弾を発射する。

登場エピソード:『ウルトラマンA』第36話「この超獣10,000ホーン?」(1972年12月8日放送)
脚本:長坂秀佳/特殊技術:川北紘一/監督:筧 正典

今回紹介したエピソードはウルトラサブスク「TSUBURAYA IMAGINATION」で配信中。ウルトラマンシリーズが見放題になる動画配信サービスです。
TSUBURAYA IMAGINATION
『ウルトラマンネクサス』2023年10月2日(月)より配信開始!
https://m-78.jp/news/post-6867

12月8日は騒音でパワーアップする超獣が出現した日

12月8日は、騒音に反応して出現するサウンドギラーが現れたエピソードの日。無事に園児たちは助けられ、暴走族の少年たちも事件を通して更生することができたのでした。
※この記事は『ULTRAMAN ウルトラマン&怪獣手帳 2024』をもとに構成しています。
©円谷プロ

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テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。