あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「12月8日」(1972年)。
バイクで暴走する少年たちと遭遇し、それを止めさせようと説得する北斗。同じころ、超獣が姿を現しては消えるという現象が発生していた。北斗はバイクの騒音と超獣の出現に何か関係があると考える。
北斗が暴走族と遭遇
夜中に騒音を出し、住民たちに迷惑をかける彼らを北斗は注意するが、少年たちは北斗やTACを馬鹿にして去っていってしまった。後日、北斗は少年たちが、梅津ダン少年や姉の香代子に因縁をつけ追いかけ回しているところに出くわす。北斗に𠮟られ去っていく少年たち。北斗は、同行していた美川隊員に、かつて自分も彼らのようになりかけたことがあると語り、少年たちは心の中では寂しい思いをしていると考えたのだった。
その後、北斗は少年たちに会いにいき、説得を試みる。彼らは反省したような素振りを見せたが、その後すぐに香代子を再びバイクで追い回しはじめた。北斗はタックパンサーで少年たちを追いかけ、𠮟ろうとする。しかし、逆に殴られてしまった。
アザをつくってTAC基地に戻った北斗。しかし、この間にサウンドギラーが出現しており、北斗は軽はずみな行動をするなと竜隊長から𠮟られてしまう。しかしその後、北斗はサウンドギラーの目撃者はみな少年たちのバイクの騒音を聞いていることに気づく。彼らと超獣に何か関連性があると訴える北斗だったが、北斗と少年たちが喧嘩をしたところとは別の場所にサウンドギラーは現れており、北斗の説は否定された。