9月24日 帰ってきたウルトラマン 隕石でできていた村にザゴラスが出現!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 9月24日(1971年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「9月24日」(1971年)。
ザゴラスと戦うウルトラマンジャック  ©円谷プロ
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1971年4月2日より放送が開始された『帰ってきたウルトラマン』の主人公は郷 秀樹。カーレーサーを目指していた郷は、怪獣タッコングの襲撃の際に子どもを守って命を落とすもウルトラマンジャック(劇中での呼称は「ウルトラマン」)と一体化し、復活。怪獣攻撃隊MAT(マット)に入隊し、怪獣から地球を守るために戦うことを決意する。

建設中のマンションのコンクリート資材が、空を舞い宇宙に飛んでいってしまった。MATは、砂利の産地である愛野村に向かうが、そこで怪獣と遭遇。愛野村の地下には、かつてザゴラス星から降ってきた巨大な隕石があったのだ。そして、南隊員は幼いころの自分と似た、つらい境遇の少年と出会う。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

コンクリート資材が空に飛んでいく

1971年9月24日は『帰ってきたウルトラマン』第25話「ふるさと地球を去る」が放送された日です。ある日、建設中のマンションで、鉄骨を残してコンクリート資材が空を舞い、宇宙に飛び去ってしまう事件が発生。さらに、砂利の産地である群馬県の愛野村では、事件と同じ時刻に地下変動が起きていたことが判明する。そこで、郷と南隊員は、愛野村に調査に向かった。愛野村は人口200名あまりの小さな村だ。南隊員は、よく似た感じの自分の故郷を思い出す。

愛野村は、地殻変動により、村全体がせり上がったようにずれていた。さらに、見たこともない岩石も落ちている。すると、突如地震が発生し、怪獣・ザゴラスが出現。村の小学校を襲うと姿を消した。郷たちは、愛野村の岩石を持ち帰り、調査をすると、その岩石は有史以前にザゴラス星から降ってきた隕石だということがわかる。

MATは愛野村に作戦本部を設置し、村の代表者を招集。愛野村が、直径3キロの巨大なザゴラス星の隕石の上にあることを説明する。地球に接近しているザゴラス星に、ザゴラス星の隕石が引っ張られており、このままだと村全体が宇宙に飛び去ってしまうのだ。
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