あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「9月24日」(1971年)。
建設中のマンションのコンクリート資材が、空を舞い宇宙に飛んでいってしまった。MATは、砂利の産地である愛野村に向かうが、そこで怪獣と遭遇。愛野村の地下には、かつてザゴラス星から降ってきた巨大な隕石があったのだ。そして、南隊員は幼いころの自分と似た、つらい境遇の少年と出会う。
コンクリート資材が空に飛んでいく
愛野村は、地殻変動により、村全体がせり上がったようにずれていた。さらに、見たこともない岩石も落ちている。すると、突如地震が発生し、怪獣・ザゴラスが出現。村の小学校を襲うと姿を消した。郷たちは、愛野村の岩石を持ち帰り、調査をすると、その岩石は有史以前にザゴラス星から降ってきた隕石だということがわかる。
MATは愛野村に作戦本部を設置し、村の代表者を招集。愛野村が、直径3キロの巨大なザゴラス星の隕石の上にあることを説明する。地球に接近しているザゴラス星に、ザゴラス星の隕石が引っ張られており、このままだと村全体が宇宙に飛び去ってしまうのだ。