12月24日 ウルトラセブン アイロス星人の巧妙な人質作戦とは?

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」12月24日(1967年)

テレビマガジン編集部

1967年12月24日は『ウルトラセブン』第13話「V3から来た男」が放送された日です。正体不明の宇宙船が現れ、宇宙ステーションV3は宇宙戦闘機のステーションホークを発進させる。しかし、3機のステーションホークは撃墜されてしまった。

地球防衛軍極東基地はその情報を入手するが、詳しいところまでは把握できないでいた。宇宙ステーションV3は士官学校時代のキリヤマ隊長の同期であるクラタが隊長を務めている。キリヤマ隊長は、クラタが生きていることを祈るのだった。

その後、1機のステーションホークが極東基地に向かっているのが、アマギ隊員とフルハシ隊員の乗るウルトラホーク1号に発見される。それに乗っていたのは、クラタだった。ステーションホークを基地に案内しようとするフルハシたちだったが、そのとき謎の宇宙船から攻撃を受ける。ステーションホークと戦闘した宇宙船が、燃料が尽きたため身を隠していたのだ。

ウルトラホーク1号が被弾して不時着する一方、ステーションホークも攻撃を受け、クラタは緊急脱出して自力で極東基地に到着。しかし、その場にフルハシたちはいなかった。キリヤマ隊長は、フルハシたちが彼らを襲った宇宙船の持ち主であるアイロス星人に捕まった可能性があることを知る。

クラタの懸念どおり、フルハシたちはアイロス星人に捕まってしまっていた。怪しい機械に入れられたふたりの前に、まるで自分の体から分離するように、もうひとりのフルハシ、アマギが現れる。見た目は本物そっくりだが、虚ろな目をしている彼らは、「地球防衛軍基地の固形燃料を奪え」という声に従い、極東基地へと向かうのだった。
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