12月24日 ウルトラセブン アイロス星人の巧妙な人質作戦とは?

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」12月24日(1967年)

テレビマガジン編集部

アイロス星人から人質を取り戻せ!

フルハシとアマギが帰ってきた。部下の生還に喜ぶキリヤマ隊長。しかし、ふたりはほとんど喋らず、不自然だ。フルハシたちに怪しさを感じていたダンがふたりを尾行すると、燃料の保管室から燃料を持ち出そうとしているのを発見。フルハシたちに声を掛けたダンに向けて、ふたりの隊員はウルトラガンを躊躇なく発砲してきた。ダンは彼らが偽者だと確信し反撃、ウルトラガンで撃たれた偽者のフルハシたちは消滅した。

その場にやってきたキリヤマ隊長は、燃料と引き換えにフルハシたちを返してもらうよう交渉することを考える。地球防衛軍の連絡を受けたアイロス星人はその提案に乗り、秩父山中で停止している宇宙船に燃料を持ってくるよう指示をしてきた。しかし、敵に部下を殺されているクラタは、その燃料で敵をみすみす逃がすことを良しとしなかった。

意見が対立するキリヤマ隊長とクラタだったが結局、交渉内容は実行されることになり、キリヤマ隊長がひとりで燃料を渡すために出発した。クラタはキリヤマ隊長が心配で、その後を追うことにする。さらに、それに続いてダンとソガ隊員も出動した。
山岳部に潜むアイロス星人の宇宙船  ©円谷プロ
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指示を受けて、ウルトラホーク3号で宇宙船の近くにやってきたキリヤマ隊長は燃料にパラシュートをつけ投下。アームを伸ばし、燃料を受け取ったアイロス星人は人質を返すと言って、着陸するよう求める。しかし、高度を下げたウルトラホーク3号は宇宙船から攻撃を受けてしまう。そこに、クラタの操縦するウルトラホーク1号が到着。ふたりは約束を反故にした宇宙船に攻撃を開始した。

すると、宇宙船は中心部分が分離。小型の宇宙船となって反撃してくる。一方、現場に到着したダンとソガだったが、ソガが迎撃を受けて負傷してしまったため、ダンは人間大サイズのままウルトラセブンに変身し宇宙船に突入し、囚われていたフルハシたちの救出に成功した。すると、宇宙船の内部にいたアイロス星人が巨大化して出現、セブンも巨大化して激闘を繰り広げ、セブンはワイドショットでアイロス星人を撃破したのだった。
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