9月26日 ウルトラマンZ ブルトンが四次元空間を発生させる!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 9月26日(2020年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「9月26日」(2020年)。
ブルトンを持ち上げる、ウルトラマンゼット ベータスマッシュ  ©円谷プロ PHOTO/講談社
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ニュージェネレーションウルトラマンシリーズ第8作の『ウルトラマンZ』は、ウルトラマンゼロの弟子を自称するウルトラマンゼットが、対怪獣ロボット部隊 ストレイジの隊員であるナツカワ ハルキと一体化。ウルトラメダルを駆使して、怪獣や宇宙人から市民をまもるために戦いを繰り広げる。往年の作品に登場した怪獣セブンガーたちが、対怪獣ロボット「特空機」というストレイジの戦力として登場するのも特徴だ。

カブラギが出現させたブルトンの時空をゆがめる能力により、ストレイジはパニックに。そんな中、ハルキはブルトンの力で、亡き父親と出会う。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

ブルトンがストレイジの基地を襲う

2020年9月26日は『ウルトラマンZ』第14話「四次元狂騒曲」が放送された日です。キングジョー ストレイジカスタムがグルジオライデンを撃破したことを祝う、祝勝会が開かれていた。整備班のリーダー・バコさんことイナバ コジローによって、マグロもふるまわれる。しかし、ハルキは卵を守るレッドキングを倒してしまったことから、完全に立ち直れてはいなかった。

すると、ヨウコが話しかけてくる。ヨウコも、宇宙人のロボットを改造し、桁外れの戦闘力を持つキングジョー ストレイジカスタムを人間が使うことに、少し疑問を感じているらしい。話をしながら、マグロ丼を食べるハルキ。すると、突如バコさんたちの体が宙に浮きはじめ、ストレイジ本部前に怪獣・ブルトンが現れる。ハルキはウインダムに、ヨウコはキングジョー ストレイジカスタムに搭乗し戦おうとした。しかし、ヨウコはいつまでたってもキングジョー ストレイジカスタムにたどり着けない。

そして、ハルキは気がつくと、さっき食べ終わった筈のマグロ丼を手にしていて、再びヨウコに話しかけられた。その後、バコさんたちが宙に浮き、ブルトンが現れる。しかし、やはりヨウコはキングジョー ストレイジカスタムにたどり着けず、ハルキは再度ヨウコから話しかけられる直前にタイムワープする。

この空間は、ブルトンによって特殊な次元軸になっており、各個人の脳とリンクしている。そして、それぞれが「行きたい」と思う空間や場所に繋がっているのだ。つまり、ヨウコは深層心理で「キングジョー ストレイジカスタムに乗りたくない」と考えており、ハルキは「何度もマグロ丼を食べたい」と考えていた。

この空間の原理を理解したハルキとヨウコ。ハルキは自分の「行きたい場所」を強く思い描きながら、ウインダムに向かう。しかし、ハルキがたどり着いたのはウインダムのコクピットではなく、自分の故郷だった。そして、怪獣災害で亡くなってしまった、父親のマサルと出会う。
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