あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「9月26日」(2020年)。
カブラギが出現させたブルトンの時空をゆがめる能力により、ストレイジはパニックに。そんな中、ハルキはブルトンの力で、亡き父親と出会う。
ブルトンがストレイジの基地を襲う
すると、ヨウコが話しかけてくる。ヨウコも、宇宙人のロボットを改造し、桁外れの戦闘力を持つキングジョー ストレイジカスタムを人間が使うことに、少し疑問を感じているらしい。話をしながら、マグロ丼を食べるハルキ。すると、突如バコさんたちの体が宙に浮きはじめ、ストレイジ本部前に怪獣・ブルトンが現れる。ハルキはウインダムに、ヨウコはキングジョー ストレイジカスタムに搭乗し戦おうとした。しかし、ヨウコはいつまでたってもキングジョー ストレイジカスタムにたどり着けない。
そして、ハルキは気がつくと、さっき食べ終わった筈のマグロ丼を手にしていて、再びヨウコに話しかけられた。その後、バコさんたちが宙に浮き、ブルトンが現れる。しかし、やはりヨウコはキングジョー ストレイジカスタムにたどり着けず、ハルキは再度ヨウコから話しかけられる直前にタイムワープする。
この空間は、ブルトンによって特殊な次元軸になっており、各個人の脳とリンクしている。そして、それぞれが「行きたい」と思う空間や場所に繋がっているのだ。つまり、ヨウコは深層心理で「キングジョー ストレイジカスタムに乗りたくない」と考えており、ハルキは「何度もマグロ丼を食べたい」と考えていた。
この空間の原理を理解したハルキとヨウコ。ハルキは自分の「行きたい場所」を強く思い描きながら、ウインダムに向かう。しかし、ハルキがたどり着いたのはウインダムのコクピットではなく、自分の故郷だった。そして、怪獣災害で亡くなってしまった、父親のマサルと出会う。