カオスヘッダーの目的が判明する!
カオスヘッダーは、とある混乱する星に秩序を取り戻すため、人工的に生み出されたものだった。その星に住む生物すべての思考をカオスヘッダーと同化させることでひとつのものにし、争いを起こさせなくしようとしたのだ。しかし、力を持ちすぎたカオスヘッダーは自分たちの創造主の手を離れ、増殖してしまった。
たとえ善意で作られたものであったとしても、個人の自由意志を排除して作られる秩序は受け入れられないと反発するEYES隊員たち。その考えは、月面でカオスウルトラマンカラミティにより彼らの真実を知ったコスモスも同じだった。一方、カオスウルトラマンカラミティは、地球で活動するうちに人間から憎しみや怒りの感情を知ったと語り、邪魔をするコスモスを憎むと言って攻撃をはじめる。応戦するコスモスはルナモードからコロナモード、エクリプスモードにチェンジして対抗する。そんな中、P87ポイントへの攻撃が最優先だと考え、ムサシを見捨てざるを得なかったヒウラキャップだったが、途中で考えを変えて月に向かい、コスモスを援護した。
コスモスがある岩に攻撃を当てると、カオスヘッダーが苦手とするソアッグ鉱石が現れた。コスモスが月を決戦場に選んだ目的は、月に存在するソアッグ鉱石によって戦いを優位に運ぶことだったのだ。意図を理解したヒウラキャップも岩肌を破壊し、つぎつぎと出現したソアッグ鉱石の光でカオスウルトラマンカラミティは苦しみ始める。コスモスはコズミューム光線を放ち、カオスウルトラマンカラミティを消滅させた。
カオスダークネス
【ウルトラ怪獣事典】
カオスダークネス
身長/70メートル
体重/7万6000トン
すべてのカオスヘッダーが集まり出現した、最強の実体カオスヘッダー。カオスヘッダーの弱点であるカオスキメラで大ダメージを受けるも、カオスキメラへの抗体を身につけて今度は地球に出現。コスモスとの最終決戦を行う。
登場エピソード:『ウルトラマンコスモス』第64話「月面の決戦」(2002年9月21日放送)
脚本:大西信介/特技監督:佐川和夫/監督:根本実樹
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TSUBURAYA IMAGINATION
9月21日は月面でコスモスとカオスダークネスが激突した日
果たして戦いは本当に終わったのか? そして、鏑矢諸島から姿を消した怪獣たちの目的とは!?
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テレビマガジン編集部
日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X(旧Twitter):@tele_maga Instagram:@tele_maga
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