あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「9月21日」(2002年)。
宇宙座標P87ポイントに集結するカオスヘッダーを殲滅するため、EYESと統合防衛軍の共同作戦がはじまった。しかし、その最中にEYES基地のトレジャーベースがカオスヘッダーに乗っ取られてしまう。ムサシとフブキ ケイスケ隊員はトレジャーベースとの通信ができないことに気づくが……。
コスモスが月面で最終決戦を挑む!
しかし、フブキはムサシのことをウルトラマンコスモスと呼び、彼を止めた。以前から、ムサシがコスモスだと察していたと言うフブキに対して、カオスヘッダーの矛先を自分に向け、仲間を守ると言うムサシ。しかし、消耗したムサシとコスモスを心配していたフブキは、力ずくでも止めると言ってムサシを気絶させる。
トレジャーベースはカオスヘッダーが作ったバリアで密閉されており、徐々に酸素が薄くなっていた。フブキはテックサンダー1号でバリアを破壊しようとするも、反撃を受けてしまう。その間に意識を取り戻したムサシはコスモスに変身して、フブキを守った。コスモスはカオスヘッダーに決着をつけるよう呼びかけると、カオスヘッダーはカオスウルトラマンカラミティに姿を変えそれに応え、両者は地球を出て月に向かった。
ムサシの助けになりたいフブキはテックブースターでコスモスの援護を申し出るが、準備されているテックブースターはP87ポイント攻撃用だった。コスモスの正体を知っていたモリモト アヤノ隊員もフブキの意見を支持するが、ヒウラ ハルミツキャップは許可しない。そのとき、統合防衛軍から、鏑矢諸島で保護していた怪獣たちが姿を消してしまったという連絡が入る。逃走した怪獣のカオス化で更なる被害が出ることを怖れ、ヒウラキャップは作戦を急ぎ、P87ポイントへ向かった。