10月29日 帰ってきたウルトラマン 仲間の骨を守る怪獣オクスター

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 10月29日(1971年)

テレビマガジン編集部

オクスターが姿を現す!

しかし、下山しようとする学者たちの前に怪獣・オクスターが現れ、溶解液を吐いて学者たちを殺害。さらに、オクスターは古井戸から舌を伸ばし、小屋の持ち主の男性も飲み込んでしまう。難を逃れた健たちはMATに通報。郷と伊吹隊長がマットジャイロで現場にやってくるが、郷たちは沼の中から突然姿を現したオクスターの攻撃を受けてしまう。

伊吹隊長は、基地で待機している隊員たちを招集。古井戸から噴き出してきた液体を調査すると、それは唾液であることが判明する。骨の存在を教えた者、骨を盗み出そうとした者がオクスターに殺されてしまった。健と次郎は、オクスターがかつて存在していた水牛の1頭が怪獣化したもので、仲間たちの骨を守っているのだと推測。すると、再びオクスターが暴れはじめる。

MATはオクスターが唾液を吐けないよう、のどに攻撃を集中させるが、逆に反撃を受けてしまう。攻撃を受け、敵の目の前に不時着したマットアロー1号。地上から攻撃を行っていた郷はウルトラマンジャックに変身し、マットアロー1号を助けると攻撃を開始した。沼の中に引きずり込まれ、力を発揮できないジャック。すると、ジャックはウルトラブレスレットの力で沼の水を蒸発させた。そして、ジャックは仲間たちと共に眠るようオクスターに告げると、ウルトラショットでオクスターを白骨化させたのだった。

水牛怪獣 オクスター

水のないところでは戦闘力を発揮できない  ©円谷プロ
【ウルトラ怪獣事典】
水牛怪獣 オクスター

全長/70メートル
体重/4万5000トン

太古の水牛が怪獣となった姿。仲間の骨を守り、奪おうとする人間を殺害していた。人間を簡単に溶かしてしまうほどの強力な唾液を吐き、体から突き出たツノで攻撃する。

登場エピソード:『帰ってきたウルトラマン』第30話「呪いの骨神 オクスター」(1971年10月29日放送)
脚本:石堂淑朗/特殊技術:高野宏一/監督:真船 禎

今回紹介したエピソードはウルトラサブスク「TSUBURAYA IMAGINATION」で配信中。ウルトラマンシリーズが見放題になる動画配信サービスです。
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https://m-78.jp/news/post-6867

10月29日は仲間の骨を奪おうとした人間をオクスターが襲った日

10月29日は、坂田兄弟が大王山で道に迷い、牛を祀る不思議な神社を発見。さらに、牛が変貌した怪獣・オクスターが現れたエピソードの日。オクスターが倒されると突如大雨が降りはじめ、オクスターや水牛たちの骨は土砂に埋もれてしまいました。郷は、彼らが安らかに眠れるよう沼に花を手向け、オクスターたちを弔ったのでした。
※この記事は『ULTRAMAN ウルトラマン&怪獣手帳 2024』をもとに構成しています。
©円谷プロ

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テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。