6月13日 ザ☆ウルトラマン ジョーニアスが巨大ブルドーザーと激突!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 6月13日(1979年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「6月13日」(1979年)。
ヘクトールと戦うウルトラマンジョーニアス  ©円谷プロ
『ザ☆ウルトラマン』は、ウルトラマンシリーズ初のテレビアニメーション作品として1979年4月4日より放送が開始された。科学警備隊のヒカリ超一郎隊員は、ウルトラの星・U40からやってきたウルトラマンジョーニアスと一体化し、怪獣や宇宙人と戦う。アニメーション制作は日本サンライズ(現・サンライズ、バンダイナムコフィルムワークス)が担当し、著名なクリエーターが多数参加している。

元地球防衛軍の技術者である大河原大介は、自らが開発したヘクトールで怪獣退治に乗りだす。しかし、ヘクトールは液体怪獣に乗っ取られ、暴れてしまう。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

大河原がヘクトールで怪獣退治に出発

1979年6月13日は『ザ☆ウルトラマン』第11話「科学警備隊へのチャレンジ!!」が放送された日です。ヒマラヤ山脈で、日本人の親子が怪獣退治をしようとしているという情報が科学警備隊に入る。父親は、アキヤマキャップとも面識がある、元地球防衛軍の大河原大介だった。

大介は5年前まで、怪獣の出現に備えた新兵器の開発を行っていた。しかし、当時はまだ怪獣が出現したことがなく、上層部は大介の案を聞き入れなかった。それに反発した大介は防衛軍を辞め、自分の力だけで今まで兵器開発を行っていたのだ。

現場に到着した科学警備隊。そこでは、完成したヘクトールで大介が出発しようとしていた。ヘクトールは、ブルドーザーのような超大型の重機で、怪獣探知機を搭載し、これ1台で怪獣の探知・追跡・攻撃を行えるらしい。アキヤマキャップは危険を訴え大介を止めるが、大介はいくと言って聞かない。そこで、通信機を渡し、アキヤマキャップは大介を見送った。

ヘクトールは、怪獣の反応がある方向に向かって穴を掘り進めていく。しかし、巨大な洞窟に到着すると、突然ヘクトールは動かなくなってしまった。一方、科学警備隊も、ヘクトールの異常を知らせる通信を最後に、大介と連絡が途絶えてしまう。科学警備隊は掘削機で穴を掘り、大介の行方を探す。すると、なぜかふもとの村にヘクトールが出現。ヘクトールは家を破壊し、姿を消した。
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