あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「6月12日」(1999年)。
XIG子ども隊員がエリアル・ベースに見学にやってきた。しかし、そのなかのひとりの大沢タロウ少年がXIGファイターEXに残っており、さらに機体が発進してしまった。堤 誠一郎チーフはタロウに操縦方法を伝えるため、シーガル・フローターでタロウのもとに向かう。
XIG子ども隊員がやってきた
すると、タロウという少年が「ガイアに会いたい」と言ってきた。我夢はタロウに、「ウルトラマンは僕たちを助けてくれるけど、その前に僕たちが精いっぱい頑張らなければいけないんだ」と答える。その後、子どもたちはシャトルのダヴ・ライナーで地上に戻っていった。だが、ダヴ・ライナーの搭乗者の数が合わないことが判明。エリアル・ベース内を調査した堤チーフは、子どもたちの訪問の様子を取材にきていたテレビ局・KCBの田端健二と遭遇。田端は無断で残り、XIGの兵器の写真を撮影していた。
エリアル・ベースやXIGファイターをはじめとした兵器は、国民には秘密で開発されていた。結果的に宇宙からの外敵が現れたものの、田端はこの超戦力が人間同士の戦争に使われていた可能性があったと語る。さらに、自分は後方から指示をするだけで、危険な怪獣との戦いを部下に任せている堤チーフを非難する。