6月12日 ウルトラマンガイア 子ども隊員がXIGファイターEXを操縦!?

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 6月12日(1999年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「6月12日」(1999年)。
パスギークと戦うウルトラマンガイア  ©円谷プロ PHOTO/講談社
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“平成ウルトラマンシリーズ”第3作の『ウルトラマンガイア』は、天才的な知能を持った人間たちの科学者ネットワークであるアルケミー・スターズの一員の高山我夢(がむ)が、地球の大地の光を手にしてウルトラマンガイアに変身。当初は対立した、海の光を手にした藤宮博也=ウルトラマンアグルとともに地球を破滅に導く根源的破滅招来体と戦う物語だ。

XIG子ども隊員がエリアル・ベースに見学にやってきた。しかし、そのなかのひとりの大沢タロウ少年がXIGファイターEXに残っており、さらに機体が発進してしまった。堤 誠一郎チーフはタロウに操縦方法を伝えるため、シーガル・フローターでタロウのもとに向かう。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

XIG子ども隊員がやってきた

1999年6月12日は『ウルトラマンガイア』第40話「ガイアに会いたい!」が放送された日です。宇宙から現れる根源的破滅招来体により、空を恐れてしまった子どもたち。彼らに希望を持ってもらいたいと考えた千葉辰巳参謀は、応募によって選ばれた6人の少年少女たちをエリアル・ベースに招いた。子どもたちに、エリアル・ベースをはじめとした、XIGの設備の説明をする我夢や堤チーフ。

すると、タロウという少年が「ガイアに会いたい」と言ってきた。我夢はタロウに、「ウルトラマンは僕たちを助けてくれるけど、その前に僕たちが精いっぱい頑張らなければいけないんだ」と答える。その後、子どもたちはシャトルのダヴ・ライナーで地上に戻っていった。だが、ダヴ・ライナーの搭乗者の数が合わないことが判明。エリアル・ベース内を調査した堤チーフは、子どもたちの訪問の様子を取材にきていたテレビ局・KCBの田端健二と遭遇。田端は無断で残り、XIGの兵器の写真を撮影していた。

エリアル・ベースやXIGファイターをはじめとした兵器は、国民には秘密で開発されていた。結果的に宇宙からの外敵が現れたものの、田端はこの超戦力が人間同士の戦争に使われていた可能性があったと語る。さらに、自分は後方から指示をするだけで、危険な怪獣との戦いを部下に任せている堤チーフを非難する。
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