6月13日 ザ☆ウルトラマン ジョーニアスが巨大ブルドーザーと激突!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 6月13日(1979年)

テレビマガジン編集部

ヘクトールが怪獣に操られる!

大介が帰らず、自慢のヘクトールが村を荒らしたことで落ち込む息子の一郎。ピグは一郎に、中断された掘削作業を再開してほしいと頼み込まれてしまう。一郎の頼みを断れなかったピグは、アキヤマキャップたちに無断で掘削機を動かし、ヘクトールに異常が起こった洞窟にたどり着く。

すると、姿を消していたヘクトールを発見。しかし、ヘクトールは一郎たちを見つけると、彼らを襲い、どこかに去っていく。そこに、異常に気づいたヒカリたちがやってきた。ピグを𠮟責するマルメだったが、今度はピグの様子がおかしくなり、無表情のままマルメに襲い掛かってくる。

そこに大介が現れた。大介によってピグを引き離されたマルメは、ピグのお腹の中に、謎の液体が溜まっていることに気づく。そこで以前ピグのお腹の中に勝手に設置したガスレンジに火をつけると、液体は逃げるようにピグの体から離れ、ピグは正気を取り戻すのだった。
ピグに取り憑いていた液体怪獣  ©円谷プロ
ヘクトールは、この液体怪獣に取り憑かれており、大介はヘクトールを取り戻すために策を練っていたという。地上に戻った科学警備隊たち。すると、穴を掘り、ヘクトールも現れた。ヒカリはウルトラマンジョーニアスに変身して戦うも、巨大なアームに体の自由を奪われピンチに陥ってしまう。

すると、一郎が液体怪獣が熱に弱いことに気づく。大介によって排気口の位置を教えられた科学警備隊は、スーパーマードック号のメインエンジンから炎を噴射。ジョーニアスはヘクトールから出てきた液体怪獣をプラニウム光線で撃破したのだった。

機械怪獣 ヘクトール

そのパワーでウルトラマンジョーニアスを押しのける  ©円谷プロ
【ウルトラ怪獣事典】
機械怪獣 ヘクトール

身長/150メートル
体重/8万5000トン

大河原大介の作った対怪獣用の大型重機・ヘクトールを、液体怪獣が操った状態。2本の大型アームと掘削用のドリルが武器で、走破力もすさまじく、村を更地にしてしまった。操られているだけで、形状は通常のヘクタールとの違いはない。

登場エピソード:『ザ☆ウルトラマン』第11話「科学警備隊へのチャレンジ!!」(1979年6月13日放送)
作:吉川惣司/絵コンテ:布川郁司/演出:安濃高志

今回紹介したエピソードはウルトラサブスク「TSUBURAYA IMAGINATION」で配信中。ウルトラマンシリーズが見放題になる動画配信サービスです。
TSUBURAYA IMAGINATION
『ウルトラマンレグロス』2023年5月23日(火)より国内独占配信開始!
https://m-78.jp/news/post-6720

6月13日はヘクトールが暴走した日

6月13日は、地球防衛軍を辞めた大河原大介が開発したヘクトールが、液体怪獣に乗っ取られてしまったエピソードの日。怪獣が液体であることや、機械を操る能力を持っていたことに気づかなかった大介。ただ強い兵器を作ることだけを考えていたことに反省し、今度はヘクトールを使って村を元どおりにすることを誓ったのでした。
※この記事は『ULTRAMAN ウルトラマン&怪獣手帳 2023』をもとに構成しています。
©円谷プロ

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テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。