1月16日 ザ☆ウルトラマン 怪獣を連れた少年が地球を攻撃!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 1月16日(1980年)

テレビマガジン編集部

フェデリコとオロラーンはヘラー軍団に騙されていた!

少年の手当てをするムツミ。自分を殺そうとした相手の手当てをするムツミに、少しだけ心を開いた少年は、フェデリコという自分の名前を明かした。しかし、フェデリコは地球人に対し悪い感情を持っているようで、ムツミを助けに宇宙船に近づいてきた科学警備隊を警戒。ムツミ以外を受け入れようとしなかった。ムツミはピグの持ってきた治療道具を使い、フェデリコの手当てを続ける。そのなかで、フェデリコはこれまでのことを語り始めた。
オロラーンとフェデリコ  ©円谷プロ
オペルニクス星で、友だちのオロラーンと平和に暮らしていたフェデリコ。しかしある日、ヘラー軍団のロイガーが現れ、地球人がオペルニクス星を支配しようとしていると語った。凶悪な地球人を倒すためオロラーンを貸してほしいと話すロイガーだったが、オロラーンはフェデリコの言うことしか聞かない。そこで、フェデリコは地球人を倒すためオロラーンとともに地球にやってきたという。

ムツミとのやりとりで、自分が騙されていたことに気づいたフェデリコは、宇宙船からムツミをおろし、オロラーンを取り返すためにロイガーのもとに向かう。だが、そこにはフェデリコの知るオロラーンはもういなかった。ロイガーにより制御装置を埋め込まれ、オロラーンは改造されてしまったのだ。オロラーンはフェデリコの言葉に反応すらせず、宇宙船に収容されると地球に向かう。フェデリコは、そのあとを追ったのだった。

地球に改造オロラーンが出現し、破壊活動を開始。科学警備隊は出撃し応戦する。そこに、フェデリコが現れた。改造オロラーンに暴れるのを止めるよう訴えるフェデリコを、ヒカリは安全な場所に退避させる。しかし、ヘラー軍団の基地から逃げる際にフェデリコは攻撃を受け、重傷を負っていた。フェデリコはオロラーンの弱点が足の裏であることをヒカリに伝え、息を引き取ってしまう。ヒカリはジョーニアスに変身。改造オロラーンを放り投げると、弱点の足裏にプラニウム光線を打ち込み撃破したのだった。

改造オロラーン

ヘラー軍団により、制御装置を外すと体が細胞分裂をおこして消滅するよう改造されている  ©円谷プロ
【ウルトラ怪獣事典】
改造オロラーン

全長/107メートル
体重/11万2000トン

オペルニクス星の怪獣・オロラーンがヘラー軍団に制御装置を埋め込まれ、改造されてしまった姿。凶暴化してコンビナートを破壊。その巨体で暴れまわる。また、通常のオロラーンでも使用していた冷凍光線を吐くことも可能。

登場エピソード:『ザ☆ウルトラマン』第40話「怪獣を連れた少年」(1980年1月16日放送)
作:平野靖司/演出:辻 勝之

今回紹介したエピソードはウルトラサブスク「TSUBURAYA IMAGINATION」で配信中。ウルトラマンシリーズが見放題になる動画配信サービスです。
TSUBURAYA IMAGINATION
『ウルトラマンネクサス』2023年10月2日(月)より配信開始!
https://m-78.jp/news/post-6867

1月16日はオロラーンが改造されてしまった日

1月16日は、オペルニクス星のフェデリコとオロラーンが地球に飛来。ヘラー軍団に騙されていることに気づくも、オロラーンは改造されふたりが命を落としてしまったエピソードの日。科学警備隊はフェデリコを弔い、非道なヘラー軍団の野望を砕くことを改めて誓ったのでした。
※この記事は『ULTRAMAN ウルトラマン&怪獣手帳 2024』をもとに構成しています。
©円谷プロ

テレビマガジン ウルトラマンシリーズの最新刊

『ウルトラマン ニュージェネレーション英雄伝』
大人のウルトラファンに向けて、ウルトラマンゼロ、『ウルトラマンギンガ』から『ウルトラマンブレーザー』までのウルトラマン ニュージェネレーションと呼ばれるシリーズを、ウルトラマンデザイン、ストーリー、防衛チーム、怪獣・宇宙人、スタッフ、特撮等から解読するムックです。
26 件
てれびまがじんへんしゅうぶ

テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X(旧Twitter):@tele_maga  Instagram:@tele_maga

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X(旧Twitter):@tele_maga  Instagram:@tele_maga