1月14日 スノーゴンの攻撃でウルトラマンジャックがバラバラに!?

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 1月14日(1972年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「1月14日」(1972年)。
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ウルトラディフェンダーでスノーゴンの攻撃を跳ね返す、ウルトラマンジャック  ©円谷プロ
1971年4月2日より放送が開始された『帰ってきたウルトラマン』の主人公は郷 秀樹。カーレーサーを目指していた郷は、怪獣タッコングの襲撃の際に子どもを守って命を落とすもウルトラマンジャック(劇中での呼称は「ウルトラマン」)と一体化し、復活。怪獣攻撃隊MAT(マット)に入隊し、怪獣から地球を守るために戦うことを決意する。

雪山でカップルが失踪する事件が発生。それは、人間を奴隷にしようとするブラック星人の陰謀だった。ブラック星人の操る怪獣・スノーゴンの冷凍ガスを浴びたジャックは氷漬けになり、体を粉々に砕かれてしまう。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

雪山の登山に向かった次郎

1972年1月14日は『帰ってきたウルトラマン』第40話「冬の怪奇シリーズ まぼろしの雪女」が放送された日です。近ごろ、雪山でカップルの失踪事件が相次いでおり、その情報はMATにも入っていた。そんな中、坂田次郎少年は郷と同じマンションに住む村野ルミ子とともに、雪山の登山に向かうことに。郷は仕事で同行できないため、次郎たちを見送った。山小屋で他の登山客と団欒する次郎たちであったが、山小屋の管理人の老人とその孫娘がやってきて、客の中に新婚の夫婦がいないかと尋ねる。ひと組の新婚夫婦が名乗り出ると、老人たちは「新婚向けの別小屋がある」と言い、彼らを連れ出した。

そしてその夜、異様なほどの寒さを感じた次郎は、吹雪の中で立ち尽くす管理人の孫娘を発見。それは、まるで雪女のようだった。翌日、次郎は別小屋に行ったカップルを心配し、小屋を訪ねるが、すでにふたりの姿はない。

一方、MATは失踪事件を追うなかで、人が失踪するときは必ず老人とその孫娘が小屋の番をしていることを突き止めた。また、正体不明の飛行物体の目撃情報もあり、MATは犯人が宇宙人なのではないかと推測する。その後、帰宅した次郎は郷にカップルがいなくなったことを話す。それを聞いた郷は、次郎の泊まった山小屋付近を監視するよう、MATに連絡するのだった。
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