作業員たちが見たものについての証言は完全にバラバラで、中にいる怪獣の姿は想像を絶するものになってしまう。その後、SKaRDが交代で見張りをすることになり、テルアキは内部でガスが発生していると考える。調査のため穴を覗き込んだテルアキだったが、穴の中の発光を見て、突然悲鳴をあげはじめる。テルアキ曰く、穴の中にはおはぎが蠢いていたらしい。彼がおはぎが大の苦手と知るアンリは、作業員たちもそれぞれ自分が嫌っていたり、怖がっていたりするものを穴の中で見ていたのだろうと考える。
すると、巨大な地響きと共に怪獣が穴から出現する。しかし、その姿はアンリには以前出現したタガヌラー、ヤスノブにはカナン星人、そしてゲントには大破したアースガロンに見えるのだった。ゲントは、すぐにこれは幻だと自分の精神状態をコントロールし、捕食しようと伸びてくる舌からアンリたちを救出する。穴の中にいた怪獣は光により人間の脳の扁桃体を刺激し、その人が恐れる幻を見せることでパニック状態にしていたのだ。