ここがすごいぞ! 『王様戦隊キングオージャー』 リタは二つの顔をもつ!?
スキマ時間で読む! 『王様戦隊キングオージャー』ストーリーと見どころポイント【第5話】
2023.04.02
ゴッカンの国王リタは厳格で冷酷。でも情に厚い面も?
しかし、すべてはカグラギの謀略であり、ギラは、氷雪の中立国・ゴッカンの国王兼最高裁判長リタ・カニスカに連行されてしまいました!
シュゴッダムの国王ラクレスは、カグラギに根回しさせてギラを国際犯罪者に仕立てあげ、ゴッカンの国王であり最高裁判長のリタに裁かせようという腹づもりだったのです。
氷のように無慈悲な人物であるリタに裁かれれば、大罪人であるギラの運命も一巻の終わり!
リタは、ギラからオージャカリバーを奪うと、雪だるまのように拘束して、ギラを裁きにかけようとします。
間違いなく死罪だというギラを戒めるリタですが、自分は悪人のフリをしていただけで、本当の悪人はラクレスだと命乞いをするギラでありました。
そんなとき、ゴッカン・ザイバーン城に来訪者が現れました。
地帝国バグナラクのサナギムであります!
ヒホウヲ……ワタセ……! と、つぶやきながら迫るサナギムを見たリタは、間違いなく奪う者であると言い放ち、自らパピヨンオージャーに変身!
雪に足をとられるサナギムを翻弄し、蝶が舞うような鮮やかな戦法でサナギムを一掃しました。
招かれぬ者は入れず、許されざる者は逃がさないという、パピヨンオージャー=リタのさっそうとした姿は、まさに見事のひとことにつきます。
ところが、このリタ、厳格な性格とは思えぬほど、かなりグチャグチャになっている自分の部屋にこもると、溺愛するモッフモフのぬいぐるみ「もっふん」相手に話しかけるという一面も。
リタの外面と内面のギャップに驚きでした!
ギラはシュゴッダム国王ラクレスの弟だった!
そして、いよいよギラが裁かれる日がきました。
被告人ギラに対してリタはなんと、無罪を告げたのです!
その理由とは……。ギラがオージャカリバーの生体認証を突破したことから、王の資格をもつ者であるという可能性が生じ、ギラの毛髪や、ラクレスを刺した蚊から採取した血液を分析。その結果が決定的な証拠となり、ギラの本名はギラ・ハスティーであり、シュゴッダム国王ラクレスの弟にして王家の血族であるという真実が明かされたのです。
意義を唱えるラクレスに対し、法とは民を守る盾であると決然とした態度を見せるリタのかっこよさにしびれました!
一方、地帝国バグナラクは、2体目の三大守護神がゴッカンに隠されていると見当をつけたようです。奈落王デズナラク8世はアリジゴク型のバグナラク、ジゴグジームに襲撃を命じました。
地中から飛び出したジゴグジームを撃退すべく、リタはギラの剣の封印を解きながら5王国同盟の条項を反復。ヤンマ・ガスト、ヒメノ・ラン、カグラギ・ディボウスキ、リタ・カニスカ、そしてギラの5人は王鎧武装、一丸となって向かっていったのであります!
王者の剣=オージャカリバーと、盾=キングズウエポンを変形させたさまざまな武器で戦闘を繰り広げる王様戦隊は、ジゴグジームを圧倒!
5人の見事な戦いぶりに拍手喝采です!