ウルトラヒーローが怪獣と死闘を繰り広げるようになってからも、そうしたライドメカの進化は止まることなく、光の戦士たちの心強い相棒として、平和のための戦いを続けています。
今回は、『ウルトラマンタロウ』の防衛チーム、さまざまなメカと作戦で怪獣と戦ったZAT(ザット)のメカをご紹介しましょう。
ネオメルヘンチックな事件にスピーディーに対応!
その極東支部は、千代田区霞ガ関1丁目1番地のビル街のど真ん中にあります。
非常時には指令室などのある最上層の円盤部分が飛行離脱できるという、実にユニークな基地なのです。
そのZATの主力大型戦闘機は全長60メートルのスカイホエールですが、偵察や輸送も行う多用途機で、戦闘時には司令機としても活躍します。
武装としては、第30話でミサイル超獣ベロクロン(改造)を倒した機首のホエールブラスターに加えて、主翼にミサイルを装備しています。
さらに最大の特徴である、万能の合成機を機内に備えていて、怪獣の分析結果にあわせてさまざまな機械やアイテムを短時間で繰り出すことができるのです。
たとえばそれは、巨大な手錠、鏡、トリモチ、ネット、電動ノコギリ、白酒などなどで、ZATならではの奇想天外な作戦を実行するには不可欠な装備といえます。
赤と青をベースとしたメカが大活躍!
ともにその性能は素晴らしく、コンドル1号は機首に強力なレーザー砲を装備し、スーパースワローはその名のとおり燕のようなアクロバチックな飛行を披露します。
さらに原子力エンジンを装備した地上攻撃用マシン・ウルフ777(スリーセブン)や、フロントに高性能レーダーを備えたラビットパンダなどの地上メカも、ミサイルや光線砲、レーザー砲、バズーカ砲などを搭載した武装全部のせの強力なものとなっています。
その実力は、第1話でラビットパンダが電気ショック装置を使ってチグリスフラワーを撃退していることからも、うかがい知ることができます。
外見ばかりに気をとられてなめてかかった怪獣は、痛い目にあうこと間違いなしです。
『ウルトラメカ大全』でスーパーメカの進化と戦歴をチェック!
そんなウルトラメカの実戦投入の歴史と全容、そしてウルトラヒーローとの共闘の歴史を、『ウルトラマン』から『ウルトラマンブレーザー』まで追ったのが『講談社MOOK ウルトラメカ大全』(税込定価:2970円)です。
人類が知恵を振り絞って、怪獣や侵略者と戦い続けてきた歴史をぜひ確認してください。
テレビマガジン編集部
日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X(旧Twitter):@tele_maga Instagram:@tele_maga
日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X(旧Twitter):@tele_maga Instagram:@tele_maga